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VWゴルフGTIにアウディ製5気筒を搭載!1000馬力超の記念モデル

2026年9月24日

理想のVWゴルフGTIを思い描くファンは多い。そんな夢に、ある意味で限りなく近い1台をフォルクスワーゲンのモータースポーツ部門が送り出した。伝説的なアウディ製エンジンを搭載し、最高出力は1000馬力を超える!

カーボンファイバー製のボディキットに、1000馬力超のパワー。「VWゴルフGTI」をベースにした高額なチューニングカーのように聞こえるが、これはフォルクスワーゲンが手がけた記念モデルだ。残念ながら、ドイツ市場向けではない。

大胆に姿を変えた「ゴルフ8 GTI」の正体は、VWが南アフリカ向けに製作した競技車両である。同国では2026年にフォルクスワーゲンが事業開始75周年を迎える。その記念に生まれたこの「GTI」に、市販モデルの面影はほとんど残っていない。

まず目を引くのは外観だ。全面的にカーボンファイバーを用いたボディキットと巨大なリアウイングが、公道を走るための「ゴルフ GTI」ではないことを物語る。ミシュラン製スリックタイヤとボンネット上のエアインテークも、その印象を強めている。

このGTIの心臓はアウディ製

真の見どころはボンネットの下にある。通常の「ゴルフGTI」が搭載する265馬力の2リッター直列4気筒に代わり、南アフリカの記念モデルにはアウディの名機、2.5リッター直列5気筒エンジンが収まっている。現在アウディでこのエンジンを搭載するのは「RS 3」で、その最高出力は400馬力だ。

このターボエンジンに、はるかに大きな潜在能力があることは、これまで複数のチューナーが証明してきた。VWもこの「スーパーゴルフGTI」では400馬力にとどめず、最高出力を1000馬力超にまで引き上げている。

アウディの人気エンジン、2.5リッター直列5気筒を搭載する。

そのパワーを路面に伝えるため、駆動方式は四輪駆動を採用。通常のGTIは前輪駆動のみだ。ブレーキにはAPレーシング製を備える。

ドイツの記念モデルは325馬力

ドイツでは2026年に「ゴルフGTI」の誕生50周年を迎える。これを記念してVWが発売した「ゴルフ GTI エディション50」は、通常の「ゴルフ GTI」を60馬力上回る325馬力を発揮する。とはいえ、南アフリカの記念モデルとは桁違いの差がある。

もっとも、羨ましがる必要はないかもしれない。この特別な「GTI」は、南アフリカで主にショーカーとして披露するための車両だ。初めて走る姿を見せたのは、南アフリカ・プレトリアで開催された「トップ・オブ・ザ・ヒル・チャレンジ」だった。

このGTIは、ヒルクライムでタイムを刻むために製作された。いつの日か、米コロラド州の伝説的なパイクスピークに挑むこともあるだろうか。そこは1987年、ヴァルター ロール(Walter Röhrl)が伝説の5気筒エンジンを積むアウディ スポーツクワトロS1で頂上を制した場所でもある。

Volkswagen Motorsport South AfricaのInstagram:https://www.instagram.com/p/DbKwxCQDMYd/?utm_source=ig_web_copy_link&stkn=NTc4MTIwNjQ2YQ==

Text:Maurus Elias Moritz
Photo:Volkswagen Motorsport South Africa