新型「ヒョンデ IONIQ 3」のスピードメーターは55万円のエクストラ!
2026年9月23日
ヒョンデの新型コンパクトEV「IONIQ 3」は、ベースグレードに運転席正面のデジタルメーターを装備しない。速度を確認できるのは、センターのインフォテインメントディスプレイだけだ。スピードメーターが欲しければ3,000ユーロ(約55万5,000円)のエクストラが必要だ。
多くの自動車メーカーが、新型車に従来型の物理スイッチや見慣れたメーターを復活させつつあるなか、ヒョンデ(Hyundai)は「IONIQ 3」で別の道を選んだ。ベースグレードでは、ドライバーの正面にあるデジタルコックピットを完全に省略。速度は、中央に配置されたインフォテインメントディスプレイで確認することになる。
速度表示は画面左上に置かれる。この方式はテスラですでにおなじみだ。「モデル3」と「モデルY」も、速度をセンターディスプレイに表示する。多くのクルマにあるような運転席正面のメーターは、IONIQ 3のベースグレード「Select」には装備されず、単独オプションとして選ぶこともできない。

IONIQ 3の独立したメーターは「Trend」以上
ステアリングのすぐ後ろに速度計が欲しければ、ひとつ上の「Trend」グレードを選ばなければならない。ここで初めて、ステアリング後方に9.9インチディスプレイが装備される。
ただし、この仕様のIONIQ 3は最低でも3万1,950ユーロ(約591万円)となる。2万8,950ユーロ(約536万円)からのベースグレードに対し、実に3,000ユーロ(約55万5,000円)高い。

IONIQ 3では、これ以外のすべてのグレードに9.9インチのメーターディスプレイが標準装備される。ヒョンデは同じインテリアコンセプトを、新型「エラントラ」、ならびに本国・韓国で販売する「アバンテ」にも採用している。
韓国では、ベースグレードでもメーターパネルを約223ユーロ(約4万1,000円)相当で追加装着できる。ドイツでIONIQ 3の購入を検討する人たちも、きっと同じ選択肢を望むことだろう。
Text:Maurus Elias Moritz
Photo:Hyundai Motor Group

