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“武士道 V12”「ランボルギーニ レヴエルト インパヴィド」は25台だけの特別限定モデル

2026年8月31日

ランボルギーニ・ジャパンは、日本でのブランド展開25周年を記念した限定モデル「Revuelto Impavido(レヴエルト インパヴィド)」を発表した。日本の武士道精神と武具の意匠を、ランボルギーニ独自のデザイン言語によって再解釈した特別仕様である。販売台数は日本限定25台。すべての車両に個別のシリアルナンバーが与えられる。

武士道精神を表現した日本限定レヴエルト

「Impavido(インパヴィド)」とは、イタリア語で「恐れを知らない」「勇敢な」を意味する言葉だ。勇気、規律、忠義、名誉、そして揺るぎない意志を重んじる日本の武士道精神と、イノベーション、パフォーマンス、卓越性を追求し続けるランボルギーニの姿勢を重ね合わせている。

日本市場とランボルギーニの関係は長く、2026年にランボルギーニ・ジャパンは25周年を迎えた。その節目を祝うレヴエルト インパヴィドは、単なる専用カラーの限定車ではない。ランボルギーニのパーソナライゼーションプログラム「Ad Personam(アド・ペルソナム)」を通じ、武士の甲冑や刀、兜といった日本文化の要素を車体全体に取り入れた、特別なビスポーク仕様となっている。

アウトモビリ・ランボルギーニのChairman and CEO、Stephan Winkelmann(ステファン・ヴィンケルマン)は次のようにコメントした。

「Revuelto Impavido は、イノベーションと文化的なインスピレーションを融合するランボルギーニの力を完璧に体現しています。Revuelto がスーパースポーツカーの未来に対するランボルギーニのビジョンを示す一方、Impavido は、Ad Personam を通じて、そのビジョンがいかに独自のアイデンティティとクラフツマンシップの表現へと昇華されるのかを表しています。武士道の価値観に着想を得た本プロジェクトは、優れたイタリアンデザインと日本文化との対話を称えるものであり、紛れもなくランボルギーニであると同時に日本の精神性にも深く根差したモデルとなりました。このようなコラボレーションによって、ランボルギーニはブランドの本質を成す価値観に忠実であり続けながら、パーソナライゼーションの限界を押し広げています」

刀の太刀筋と甲冑の構造をリバリーで表現

エクステリアで目を引くのは、ドアからリアバンパーへ向かって伸びる鋭く彫刻的なラインだ。その造形は刀の太刀筋を思わせるもので、レヴエルトがもともと備えるシャープなボディラインに自然に溶け込みながら、精密さ、スピード、そして制御された力を表現している。

ボディに配された金色のアクセントは、甲冑の小札(こざね)をつなぐ絹の組み紐「縅(おどし)」をイメージしたものだ。縅は甲冑の機能を支えるだけでなく、色や組み方によって武将の身分や家柄、アイデンティティを示していた。レヴエルト インパヴィドでは、その歴史的な意味を現代的なカラーとグラフィックに置き換えている。

ドアからリアバンパーへ伸びる鋭いラインは、武士が振るう刀の太刀筋をイメージしたものだ。

フロント先端部のデザインは、武士の兜に取り付けられる「前立て」がモチーフだ。地位や個性、守護の意味を持つ前立てをランボルギーニ流に解釈し、低く鋭いノーズに大胆で堂々とした存在感を与えた。

さらにルーフとフェンダーの装飾には、漆塗りの小札を重ね合わせて作られる甲冑の構造が反映されている。現代的なフォルムと質感によって、甲冑とレヴエルトに共通する精密な構成、階層的なライン、層状構造を際立たせた。

翡翠、刀、黒い甲冑、真田の赤備えを表す4仕様

レヴエルト インパヴィドには、それぞれ異なる武士の価値観を象徴する4種類の限定仕様が用意される。

光沢仕上げの「Verde Campus」は、日本の国石であり、生命、豊穣多産、地球の魂を象徴する翡翠から着想を得たもの。もうひとつの光沢色「Grigio Artis Lucido」は、忠義、名誉、優れた職人技を象徴する刀をイメージしている。両仕様には「Nero Noctis」と「Bronzo Oreadi」のアクセントが組み合わされる。

マット仕上げでは、武士の甲冑に使われた黒と灰色をモチーフに、豪胆、守護、権威を表現する「Grigio Crater Matt」を設定。さらに、真田家の「赤備え」に由来し、勇敢さ、力強さ、規律を象徴する「Rosso Pyra」も用意される。こちらには「Nero Nemesis」と「Bronzo Serse」のディテールが加えられる。

エクステリアのペイントやリバリー、カーボンファイバー部分には、4仕様に共通する専用仕上げが施される。足元にはシャイニーブラック仕上げの21/22インチ鍛造ホイール「Altanero」を装着。Bronzoカラーのブレーキキャリパーとマットブラックのエキゾーストテールパイプが、特別仕様としての存在感をさらに強める。

4つの仕様にはそれぞれ意味がある。翡翠、刀、黒い甲冑、真田の赤備え。

アウトモビリ・ランボルギーニ アジア太平洋地域のRegion DirectorであるFrancesco Scardaoni(フランチェスコ・スカルダオーニ)は次のようにコメントした。

「日本は過去25年にわたりランボルギーニの成長において欠かすことのできない存在であり、現在もアジア太平洋地域で最も強固で熱心なスーパースポーツカー市場の一つです。ランボルギーニの V12 の伝統に深い敬意を込めた Revuelto Impavido は、ランボルギーニと日本の 25 周年という節目を象徴的に祝うにふさわしいモデルです。この記念の年を祝うにあたり、今後も日本のお客様に素晴らしい体験を届け、長く続く絆を結んでいく所存です」

インテリアにもサムライの意匠と個別番号

インテリアは「Nero Ade」のレザーと「Corsa Tex」を基調とし、コントラストカラーとして「Bronzo Oreadi」のディテールを組み合わせる。シート、ドア、ルーフには、レヴエルト インパヴィドのためにデザインされた専用の刺繍やパターンが施される。

室内には専用刺繍やサムライのロゴ、各車のシリアルナンバーを記したカーボン製プレートを装備する。

室内にはサムライのロゴに加え、「1 di 25」の文字と各車固有の番号を記したカーボンファイバー製プレートを装着。25台すべてが、日本市場との結びつきを示す固有のコレクターズモデルとなる。

ランボルギーニ・ジャパン25周年を記念して誕生した、日本限定25台の「レヴエルト インパヴィド」。

アウトモビリ・ランボルギーニのHead of JapanであるPaolo Sartori(パオロ・サルトーリ)は次のように述べている。

「Impavido は、日本のお客様の情熱とブランドとの特別な絆を祝して誕生しました。それぞれに番号が付けられた 25 台の Revuelto Impavido は、クラフツマンシップ、パフォーマンス、そして自己表現を重んじる日本の価値観に着想を得た、お客様と私たちの歩みを象徴する唯一無二の存在です。ランボルギーニ・ジャパンの 25 周年記念にこの限定エディションを発表できることを光栄に思います。今後も、心に残る数多くのブランド体験を皆様と創り出していくことを楽しみにしています」

1015CVのV12ハイブリッド、最高速度350km/h超

パワートレインは通常のレヴエルトと共通で、自然吸気6.5リッターV型12気筒エンジンに3基の電気モーターを組み合わせる。トランスミッションには横置きの8速デュアルクラッチ式を採用し、システム全体で1015CVを発生する。

レヴエルトはランボルギーニ初のV12ハイパフォーマンスEV(HPEV)であり、自然吸気V12エンジンがもたらす伝統的なサウンドとレスポンスに、電動化による瞬発力と高度な駆動制御を融合したモデルだ。

車体には、フロント部分に「Forged Composites」を採用したマルチテクノロジー・カーボンファイバー製モノコックを使用する。3段階で作動するリアウイングを含むアクティブエアロダイナミクス、CCB Plusカーボンセラミックブレーキ、電動トルクベクタリングを備えた全輪駆動システムも搭載する。

パワーウェイトレシオは1.75kg/CV。0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は350km/hを超える。武士道精神を表現した特別な外観を持ちながら、その中身は現代ランボルギーニの頂点を担うV12スーパースポーツそのものである。

編集部より
イタリアの情熱と日本の武士道。異なる文化を単に並べるのではなく、刀の太刀筋や兜の前立て、縅、小札といった具体的な要素をレヴエルトの造形へ落とし込んだ点に、この限定車の面白さがある。日本限定25台という希少性に加え、4種類のカラーがそれぞれ異なる精神性を表しているため、選ばれたオーナーにとっては自身の価値観を映す一台にもなるだろう。ランボルギーニ・ジャパンの25年間を、1015CVのV12ハイブリッドで祝う、まさに「恐れを知らない」記念モデルである。アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:ランボルギーニ・ジャパン

フロント先端部の大胆な意匠は、武士の兜に取り付けられる「前立て」から着想を得ている。