フィアット ムルティプラの孫?朗報!あのキュートな「フィアット ムルティプラ」が「フィアット ムルティプリーナ」として戻ってきた!
2026年7月27日
フィアット ムルティプリーナ(Multiplina):ムルティプラが復活するのか?4人乗り、最高速度90km/h。フィアットの新型ミニバンの秘密とは?ムルティプラは、フィアットの歴史の中でも特に異彩を放つモデルの一つだ。そして今、フィアットは、このコンセプトを全く新しい形で復活させようとしている。
「ムルティプリーナ(Multiplina)」という名前を聞いて、2000年代に賛否両論を巻き起こしたあのモデルを思い浮かべる人は、今回は間違いだ。「ムルティプリーナ」のコンセプトカーは、お馴染みのファミリーバンではなく、1956年に登場した「フィアット600ムルティプラ」、つまり初期のコンパクトバンの一つをベースにしている。フィアットは、この基本コンセプトを電気自動車へと応用したのだ。
「ムルティプリーナ」は、2人乗りの「トッポリーノ」とフィアットの定番小型車の間のギャップを埋めるべく開発された。小型電気自動車とは異なり、このコンセプトカーは4人乗りとなっている。「トッポリーノ」の最高速度は時速45kmに制限されているのに対し、フィアットは「ムルティプリーナ」の最高速度を時速90kmまで引き上げると発表している。これにより、このミニバンは市街地走行だけでなく、郊外への旅行にも適したものとなるだろう。
コンパクトなボディにゆとりある空間
「ムルティプリーナ」は、その歴史的な先代モデルの特徴を数多く受け継いでいる。背の高いボディ、ほぼ垂直なフロント、そして丸型のヘッドライトが印象的なデザインだ。同時に、このコンセプトカーは極めてコンパクトなサイズを実現している。フィアットによれば、その寸法は1957年の名車「フィアット500」をベースにしているとのことだ。

Photo: Olaf Tamm / AUTO BILD
フィアットはモーター出力、バッテリー容量、航続距離に関する情報をまだ一切公開していない。しかし、「ムルティプリーナ」は、「トッポリーノ」よりも高性能で、街中での短距離移動だけでなく、より幅広い用途に対応できるよう設計されていることは明らかだ。
2028年発売予定
フィアットは「ムルティプリーナ」によって、電動軽自動車のラインナップをさらに拡充する。都市走行向けの「トッポリーノ」や電動貨物三輪車の「トリス」に加え、このコンセプトカーは家族連れや複数人乗車での日常的な使用にも対応できるよう設計されている。
「ムルティプリーナ」は現在コンセプトカーの段階だ。フィアットは2028年の発売を予定している。その時点で、現在発表されているデザインがどの程度市販モデルに反映されるかが明らかになるだろう。
Text: Marie Milius

