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アルピナ B5 ツーリングは今後ボーフェンジーペン05 GTと呼び名を変える BMW M5をベースに控えめなスタイリングと800馬力を得たボーフェンジーペン第2弾登場

2026年6月24日

ボーフェンジーペン05 GT:アルピナB5ツーリングは、ボーフェンジーペン05 GTという名称に変更された。アルピナを創設した一族が、再び自動車製造に乗り出した。ボーフェンジーペン05 GTは、BMW M5をベースにしたステーションワゴンで、控えめなスタイリングと800馬力のパワーを誇る。

「アルピナ」ブランドがBMWに売却されたことで、一つの時代が終わったかに見えた。しかし、ボーフェンジーペン一族は、自らの名を冠して、その活動を続けている。

華麗な「ボーフェンジーペン ザガート(Bovensiepen Zagato)」に続き、新型「ボーフェンジーペン05 GT(Bovensiepen 05 GT)」は、同ブランドの2番目のモデルとなる。このステーションワゴンは、伝説的な「アルピナB5ツーリング」の精神的後継車と位置づけられている。

M5ツーリングよりも控えめな外観

ボーフェンジーペンは、「BMW M5ツーリング」よりも、より洗練されたデザインを採用している。新しいフロントおよびリヤエプロン、改良されたグリル、そして専用の21インチ鍛造ホイールが、独特のルックスを演出している。デザインを担当したのは、「BMW X5」の初代モデル、新型「ミニ」、「マクラーレンP1」などのデザインを手がけた著名デザイナー、フランク ステファンソン(Frank Stephenson)だ。

ボーフェンジーペン 05 GTは4本出しマフラーを継承しているが、アルピナらしさを象徴するマルチスポークホイールは採用されていない。

さらに、専用開発されたピレリタイヤ、アイバッハ製スプリングを採用した改良型サスペンション、そしてボディの強化が施されている。その目的は、長距離走行における快適性を維持しながら、ドライビングダイナミクスを向上させることだ。ボーフェンジーペンは、アルピナ時代と同様に、エクスクルーシブ性とインテリアの豊富なカスタマイズオプションを重視している。

ベースとなるのは現行の「BMW M5ツーリング」だ。ボンネットの下にはプラグインハイブリッドシステムが搭載されているが、エンジンマネージメントの改良とアクラポヴィッチ製チタンエキゾーストシステムにより、最高出力は800馬力、最大トルクは1,100Nmに向上している。参考までに、標準の「M5ツーリング」は727馬力&1,000Nmだ。

最高速度300km/h超

「O5 GT」は、0-100km/h加速3.6秒未満、最高速度305km/hを誇るとされている。電気のみでの航続距離は約60kmと見込まれている。

インテリアは豊富なパーソナライゼーションメニューが用意され、ヘッドレストにはボーフェンジーペンのブランドロゴがあしらわれる。

無論、このようなパフォーマンスとエクスクルーシブ性には相応の価格が伴う。「ボーフェンジーペン05 GT」の価格は約199,000ユーロ(約3,780万円)からで、「BMW M5ツーリング(147,200ユーロ=約2,795万円から)」よりもかなり高額だ。しかし、その対価として得られるのは、さらに高い独自性と希少価値だ。同時に、派手さを誇示するのではなく、あくまで控えめなスタイルを貫く一台でもある。つまり、「ボーフェンジーペン 05 GT」は「BMW M5ツーリング」に対する、よりエクスクルーシブでありながら、より洗練されたオルタナティブと言えるだろう。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Bovensiepen