【この盗難車とされていたケーニグセグなんぼ?】わずか6台生産のユニコーンハイパーカー、ケーニグセグOne:1(ワン トゥ ワン)がオークションに!
2026年6月15日
ケーニグセグOne:1(Koenigsegg One:1):このハイパーカーはいくらで落札されるのか?「盗難車」とされたケーニグセグOne:1がオークションに出品される。推定価格は1,000万ユーロ(約19億円)だが、噂されている価格はそれよりもはるかに高い!
一台の車に数々の伝説:この唯一無二のケーニグセグOne:1は、自動車界のちょっとした有名スターだ。数ヶ月にわたり、1,360馬力を誇るこのハイパーカーに関する噂が絶えなかった。そして今、ついに明らかになった。ケーニグセグが間もなくオークションに出品されるのだ!
名門オークションハウス、「RMサザビーズ」は、2026年7月4日にテゲルンゼーで開催されるオークションで、著名な前オーナーから譲り受けたとされる、「ケーニグセグOne:1」を出品する。走行距離はわずか4,233km。推定価格は800万ユーロから1,000万ユーロ(約15億2千万~19億円)。インターネット上の噂によれば、かなり控えめな見積もりではあるものの、シャシー番号7108の「One:1」は既に2,000万ユーロ(約38億円)以上の価値があるとされている。
ケーニグセグはどれも特別な存在だ
価格の可能性について考察したところで、ここ数ヶ月ソーシャルメディアで頻繁に話題になっているこの特別なケーニグセグの波乱に満ちた歴史を見ていこう。クリスチャン フォン ケーニグセグ(Christian von Koenigsegg)のハイパーカーは、「CC8S」、「アゲーラ(Agera)」、「レゲーラ(Regera)」、「ジェスコ(Jesko)」など、どれも極めてパワフルで、極めて速く、極めて高価で、極めて希少であることは明らかだ。

2014年のジュネーブモーターショーで発表された「One:1」は、ケーニグセグの世界において、まさにユニコーンのような存在だ。「アゲーラ」をベースとしながらも、徹底的な最適化が施されている。自社開発の5.0リッターツインターボV8エンジンは、わずか1,360kgの車体を駆動するために、驚異的な1,360hpを発揮する。これは1kg/hpという驚異的なパワーウェイトレシオに相当し、One:1という名前はそこから来ている。つまり、ケーニグセグOne:1(ワン トゥ ワン)は、世界で初めて1,360馬力の最高出力と1,360kgの車両重量による、完璧な「1:1のパワーウェイトレシオ」を実現したスウェーデンのハイパーカーなのだ。
One:1の顧客向け車両はわずか6台しか存在しない
「One:1」の顧客向け車両は6台とプロトタイプ1台(現在は個人所有)のみが製造された。当初の価格は約330万ユーロ(約6億2,700万円)だった。シャシー番号7108は、おそらく3番目に納車された顧客向け車両だろう。初代オーナーのイニシャル「JC」が車体に刻まれているこの車は、独特な仕様を選んだ。むき出しのカーボンファイバー製ボディにピンクのアクセントを組み合わせたのだ。万人受けするデザインではないが、間違いなく人目を引く一台であり、彼が今も所有していると思われる「パガーニ ゾンダ760 JC」との相性も抜群だ。
スーティルが所有した?
RMサザビーズによれば、このケーニグセグは2015年4月4日に納車され、ドイツの会社に登録された後、ほとんど走行していない。しかし、それ以降の履歴は不明である。噂では、この「One:1」は最終的に元F1ドライバーのエイドリアン スーティル(Adrian Sutil)の手に渡ったと言われている。彼が実際にこのハイパーカーを所有していたかどうかは確認されていない。確かなのは、スーティルがこの印象的なケーニグセグを運転している姿が何度か目撃されているということだ。

報道によると、エイドリアン スーティルは2025年末から公判前拘留されている。彼はリース取引に関連した詐欺と横領の容疑で告発されている。特に問題となったのは、捜査中に、ロシアの傭兵集団ワグナーのメンバーを名乗る数人の男たちが、暴力で脅迫して6台の車を奪ったという噂が流れたことだ。その中には「One:1」も含まれていた。
それ以来、数百万ユーロ(約数億円)相当のケーニグセグは、関係者の間で盗難車とみなされていた。しかし、これは誤解だった。数か月後、このハイパーカーはミュンヘンのリース会社で発見されたのだ。

波乱万丈の歴史を持つこのケーニグセグは、間もなくオークションに出品される。もちろん、完全に合法的な手続きを経てのことだ。RMサザビーズによれば、この車は現在ドイツで登録されている。写真からは、「One:1」は非常に良好な状態であることが分かる。走行距離がわずか4,233kmであることを考えると、当然と言えるだろう。さらに、この車は定期的に整備されており、直近ではオークションに向けた準備が行われていた。
推定価格:800万ユーロ~1,000万ユーロ(約15億2千万~19億円)
RMサザビーズは、この車の価格を800万ユーロ~1,000万ユーロ(約15億2千万~19億円)と見積もっている。しかし、インターネット上では、さらに高額な価格が議論されており、中には2,200万ユーロ(約41億8千万円)に達するという声もある。「One:1」が最終的にいくらで落札されるのか、非常に楽しみだ。
一つ確かなことは、かつて約330万ユーロ(約6億2,700万円)だった「One:1」は、今日のオークションで元の価格の何倍もの価格で落札される可能性が高いということだ。今回の入札成功により、シャシー番号7108の「ケーニグセグOne:1」を取り巻く数々の神話は、ついに終焉を迎えるかもしれない。
Text: Jan Götze
Photo: Stephan Bauer ©2026 Courtesy of RM Sotheby’s

