えっ?フェラーリ ルーチェのチューニング?果たしてこの過激なカーボンファイバー製ボディキットはルーチェを救えるか?UAEのチューナーVeenumのボディキット
2026年6月5日
新型フェラーリ ルーチェ(Ferrari Luce)のデザインは大きな賛否を呼んでいる。そんな電動スポーツカーに対し、UAEのチューナーが過激なカーボン製ボディキットを提案した。
新型ルーチェほど強い批判にさらされたフェラーリは、これまで存在しなかったかもしれない。発表直後からJPクラーマー(Jean Pierre Kraemer)や元フェラーリ会長ルカ ディ モンテゼーモロ(Luca di Montezemolo)、さらにはマテ リマック(Mate Rimac)といった自動車業界の著名人たちが、フェラーリ初の量産EVを厳しく批判。そしてSNSでも、大きな期待を背負って登場した電動スポーツカーは散々な評価を受けている。
こうした状況を考えれば、クリエイターたちが1050馬力を発生するルーチェを大型エアロパーツやボディキットで“救済”しようとするのも不思議ではない。だが、UAE(アラブ首長国連邦)のチューナー「Veenum」が提案したこのカーボン製ボディキットは、本当にマラネロ製EVをより魅力的な存在に変えるのだろうか?
ルーチェにカーボン製ワイドボディを装着
UAEのチューナーが新型フェラーリをレンダリングの題材に選んだのは理にかなっている。同社のラインアップを見れば、ロールス ロイスやランボルギーニといった高級車のカスタムが日常的に手掛けられているからだ。そして今回、ルーチェにも数多くの追加パーツが与えられた。

フロントには大型スプリッターと2枚のカナードを装着。さらに大幅に張り出したフェンダーと新設計のサイドスカートも追加され、そのすべてがカーボンファイバー製となっている。特徴的なフロントドア後方のエアアウトレットにもカーボンパーツが組み込まれた。

しかし最大の見どころはリアセクションだ。ワイド化されたフェンダーに加え、固定式ウイングを装着。さらに大型のディフューザーが組み合わされている。

こうした追加パーツによって、少なくともルーチェは標準モデルほど丸みを帯びた印象ではなくなった。また、「オールブラック」のコーディネートによって、どこか愛嬌のある雰囲気も薄れている。
とはいえ、この“救済策”をもってしても、上品で洗練されたスポーツカーになったとは言い難い。

良くなったのか、それとも悪くなったのか?
このようなボディキットを装着したルーチェが、本当に新たな顧客を惹きつけることができるのかは疑問が残る。現時点では、どちらも良くない選択肢のどちらかを選ばなければならないように見える。いや、本当にそうだろうか・・・?
Text: Nele Klein
Photo: Venuum

