JAGUAR(ジャガー)新章の主役が姿を現す!新型4ドアGT「Type 01」プロトタイプがモナコを疾走
2026年6月3日
ジャガーは、新生ブランド初の市販モデルとなる新型ラグジュアリー4ドアGT「Type 01」のプロトタイプを公開した。発表の舞台となったのは、フォーミュラE世界選手権モナコE-Prixの開催地であるモナコ市街地サーキット。サント・デヴォートやカジノ広場、ラ・ラスカスといった名所を走行し、その存在感あふれるシルエットを世界に向けて披露した。
今回公開されたプロトタイプは、鮮やかなカモフラージュラッピングをまとっている。これは新生ジャガーのブランドアイデンティティを視覚的に表現したもので、「ストライクスルー」と呼ばれるブランドの象徴的なモチーフを中心に、直線と円形を組み合わせた大胆なグラフィックが採用されている。未来のジャガーが掲げる「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」というデザイン哲学を体現したスタイリングだ。

Type 01の開発では、ジャガーがフォーミュラE参戦を通じて蓄積してきたノウハウが積極的に活用されている。特にJAGUAR TCS RACINGが実戦で磨き上げた全輪駆動制御ソフトウェアや、高速スイッチングを可能とするシリコンカーバイド製インバーターの技術が反映されており、EVならではの鋭いレスポンスとGTカーに求められる上質な乗り味を高次元で両立するという。また、回生ブレーキ性能や航続距離、急速充電性能についてもサーキット由来の技術によってさらなる進化が図られている。

JAGUAR担当マネージング・ディレクターであるロードン・グローバーは、次のように述べている。
「『Type 01』のビジョンを実現するため、私たちはフォーミュラEで培った専門知識やノウハウを活用するだけでなく、JAGUAR TCS RACINGの競争心をエンジニアリングチームに浸透させました。これにより、他の電気自動車とは一線を画した走りを実現する、革新的なラグジュアリー4ドアGTを開発することができました。」

「Type」という名称は、1951年のル・マン24時間レースを制したC-Typeに始まり、E-TypeやF-Typeへと受け継がれてきたジャガー伝統のネーミングだ。今回のType 01では、「0」が電動化とゼロエミッション、「1」がジャガー新時代の第一章を意味している。英国で設計・開発・生産されるこの新型GTは今年後半に正式発表される予定で、今後のジャガーモデルの方向性を示す重要な存在となりそうだ。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:JAGUAR

