ロータス史上最強のエミーラ誕生!「ロータス エミーラ 420スポーツ」420PS&軽量化で究極のドライバーズカーへ進化
2026年6月1日
ロータスが、ミッドシップスポーツ「エミーラ」の新たなトップモデル「エミーラ 420スポーツ」を発表した。これまでのエミーラの中で最もパワフルかつ軽量、さらに空力性能まで磨き上げられたフラッグシップモデルであり、公道からサーキットまでを視野に入れた“究極のドライバーズカー”として仕立てられている。
ロータスが最強仕様「エミーラ 420スポーツ」を発表
搭載されるのは2.0リッター直列4気筒ターボエンジン。最高出力は420PS、最大トルクは500Nmを発生し、8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせられる。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は299km/hに達し、従来モデルを大きく上回るパフォーマンスを実現した。
注目すべきは、単なる高出力化にとどまらない点だ。オプション設定される「ライトウェイトハンドリングパック」を装着することで、エミーラ ターボ比で25kgの軽量化を達成。さらに25kg分の追加ダウンフォースを発生させるなど、走りの質そのものを高める改良が徹底されている。

このパッケージには、双方向調整式マルチマティックダンパー、チタン製エキゾースト、リチウムイオンバッテリー、各部カーボンファイバーコンポーネントなどを採用。加えて、ラップタイム計測や走行データ記録に対応する「ロータス トラック パフォーマンス アプリ」も含まれ、サーキットユースを強く意識した内容となっている。
エクステリアにも大幅なアップデートが施された。新設計フロントスプリッター、大型エアインテーク、延長サイドシル、リップスポイラー、ルーバードテールゲートなどを採用し、冷却性能と空力性能を強化。アウトボードラジエターへの気流は15%、センターラジエターへの気流は14%増加し、ブレーキ冷却性能も10%向上したという。

これらのデザインには、往年の名車「エスプリ ターボ」へのオマージュも込められている。ロータスらしい伝統と最新技術が融合したデザインは、単なるハイパフォーマンス仕様ではない深みを感じさせる。
マルチマティックダンパー採用でロータスらしい走りを深化
シャシー性能にも抜かりはない。車高は5mmローダウンされ、サスペンションセッティングも専用チューニング。ハイパフォーマンスタイヤとの組み合わせにより、コントロール性とフィードバック性能を高めている。ロータス伝統のボンデッドアルミニウムシャシーとダブルウィッシュボーンサスペンションにより、高精度なハンドリングと快適な乗り心地を両立する。
インテリアでは、新開発のカーボンファイバー製パドルシフトを採用し、操作フィールも改善。12段階調整式シートやドライバー中心のレイアウトなど、サーキット走行からロングドライブまで幅広いシーンで快適性と操作性を両立させている。
さらに今回、エミーラとして初めて着脱式スモークガラスルーフパネルを設定。取り外したルーフは専用バッグに収納し、シート後方へ格納可能となる。クーペとオープントップをシームレスに切り替えながらも、ロータスらしい優れたボディ剛性と運動性能を維持している点も見逃せない。

ボディカラーは全16色を展開し、420スポーツ専用色として「タンジェロ オレンジ」を新設定。さらにエクステリアカーボンファイバーパックやハンドペインテッドパックなど、個性を際立たせるパーソナライズメニューも充実している。

エミーラ 420スポーツは、ロータスが掲げる“オブセッシブ・エンジニアリング”を体現した1台だ。軽量化、空力、冷却、レスポンス、そしてドライバーとの一体感。そのすべてを高次元で磨き上げた最新ロータスは、ブランドの未来を象徴する存在と言えるだろう。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Lotus

