【新着情報】オペル ザフィーラをベースにした新しいキャンパー登場

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クロスキャンプ ライト(Crosscamp Lite)はオペル ザフィーラ ライフをベースにした新型キャンピングカーだ。大型バンから実用的なキャンピングカーバンに変身したオペル ザフィーラ ライフ、日常の足が実用的なキャンピングカーにあっという間に変身? クロスキャンプ ライトにはトヨタ プロエースをベースしたモデルもある。

アウトドアシーズンにちょうど間に合うように、アーウィンハイマーグループ(Erwin Hymer Group)のブランドであるクロスキャンプは、「オペル ザフィーラ ライフ」をベースにした、モーターホームのラインナップを拡大している。「クロスキャンプ ライト」は、日常的な車として使用することができる一方で、必要に応じてモーターホームに拡張することもできるようにもなっている。オプションの7人乗りは、4つのベッドを備え、44,499ユーロ(約578万円)から購入できる。

クロスキャンプ ライトはモーターホームとしてのクォリティを備えた乗用車だ。

「クロスキャンプ ライト」は、すでに数ヶ月前から発売されている「クロスキャンプ フレックス(Crosscamp Flex)」に続くモデルだ。
「クロスキャンプ フレックス」としての「ザフィーラ」はキッチンブロック、食器棚、コンロ、シンクが常設されたモーターホームで、特に長期休暇の旅行に適したモデルを意図して開発されたモデルで、価格は45,999ユーロ(約597万円)からとなっている。
「クロスキャンプ フレックス」よりも1,500ユーロ安い「クロスキャンプ ライト」は、キッチンが備わっていない分、よりフレキシブルに活用できる実用的なクルマだ。
したがって、4.95メートルという長さに、日常的な使用とキャンピングカーとしての両方で7人までの座席を提供している。

クロスキャンプ ライトはオペル ザフィーラ ライフをベースにしている。

「クロスキャンプ ライト」は、120~177馬力の3種類のディーゼルエンジンを搭載している。
運転席側の2枚目のスライドドアの横にある着脱式のボックスに収納スペースが在る。
また、1.8kgのガスボトルを収納できる収納スペースも用意されている。
ソフトドリンク用には、フロントシートの間に容量13リットルのクーラーが備わっている。
「クロスキャンプ ライト」で夜を過ごしたい場合には、ベンチシートを簡単なステップでダブルベッドに変換することができる(ビデオ動画をチェック!)。
これにより、フロントシートの後ろに、室内の全幅にわたって、140×200cmのベッドができあがる。
標準装備のポップアップルーフにも、120×200cmの面を持つ2つのスリーピングスペースも用意されている。
ビデオ動画にもあるように、クロスキャンプは、トヨタ プロエースをベースにした「クロスキャンプ ライト」も提供している。

トヨタ プロエース

この車を見た瞬間「♪ボンゴフレンディ~♪」というCMソングを思い出した。そう、あのトップが電動でガーっと上がる、あの楽しい、楽しいボンゴの2段ベッドになるクルマである。
極めて日本的に、蚊の侵入を防ぐため「蚊帳」さえ用意されたあれは、今どこにいってしまったのだろう? 今みたいなキャンプブームの時だけでなく、ちょっと休日に家から逃げる?隠れ家として、あるいはテレワークの秘密基地として、いまだからこそ、こういうクルマが日本にもあってもいいと思う。
ミニバンさえもなくなり、プレミアムブランドを邁進する今のマツダには、こういう肩の力を抜いたポテンヒットみたいなクルマを望んでは失礼にあたってしまうのかもしれないが、今のような世の中に大切なのは、あっけらかんな明るさと、飾り気なく楽しめる雰囲気であるということを忘れてはならない。
もうじき春だし、こういうクルマでお花見行ったら楽しいだろうなぁ、と能天気かもしれないが、素直にそんなことを思いつつキャンパー情報に思いを募らせる3月である。

Text: Adele Moser
加筆: 大林晃平
Photo: Crosscamp