1. ホーム
  2. ニュース
  3. ニュル公認のセブンは限定100台!“グリーンヘル仕様”の特別なセブン「CATERHAM SEVEN 340 NÜRBURGRING EDITION」登場

ニュル公認のセブンは限定100台!“グリーンヘル仕様”の特別なセブン「CATERHAM SEVEN 340 NÜRBURGRING EDITION」登場

2026年5月29日

ケータハムカーズ・ジャパンは2026年5月29日、「CATERHAM SEVEN 340 NÜRBURGRING EDITION」の日本販売を開始した。ニュルブルクリンクから正式ライセンスを取得した特別限定車で、世界限定100台のみが生産される希少モデルだ。日本市場には「SEVEN 340」仕様のみが導入され、車両価格は1283万7000円(税込)となる。

今回登場した「CATERHAM SEVEN NÜRBURGRING EDITION」は、世界屈指の過酷なサーキットとして知られるドイツ・ニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”にインスピレーションを受けて開発されたモデル。車体各部にはニュルブルクリンクのロゴや専用グラフィックが施され、サーキットの世界観を色濃く表現している。

ニュルブルクリンク公認モデルならではの専用装備

最大の特徴は、ビルシュタインと共同開発した専用サスペンションだ。セブン本来の軽量・高応答なハンドリングをさらに磨き上げ、サーキットでの精密なコントロール性能を追求。ニュルブルクリンク特有の高低差やオフキャンバーコーナーに対応するため、ダンパーセッティングも専用チューニングが施されている。

ケータハムがニュルブルクリンク公認の特別限定車「 CATERHAM SEVEN NÜRBURGRING EDITION」を発表

搭載されるのは自然吸気2.0リッター デュラテックエンジン。最高出力172PSを発生し、軽量なセブンの車体と組み合わせることで、鋭いレスポンスとダイレクトな加速感を実現する。現代の高性能スポーツカーが電動化へ向かうなか、自然吸気エンジンならではのフィーリングを色濃く残している点も、このモデルの魅力だ。

“グリーンヘル”をイメージした専用グラフィックを装備

また、各車両にはシリアルナンバーが与えられ、コレクターズモデルとしての価値も高い。専用カラーは「バザルトグラウ(ダークグレー)」「フェルケールスロット(トラフィックレッド)」「アハートグラウ(ライトグレー)」の3色を設定。インテリアにはニュルブルクリンクロゴ入りシート刺繍が採用される。

“緑の地獄”が鍛えたセブン

ニュルブルクリンク北コースは、全長約20.8km、73ものコーナー、高低差約300mを誇る世界最難関クラスのサーキットだ。その苛酷さから“Green Hell(グリーンヘル/緑の地獄)”の異名を持ち、多くのスポーツカーメーカーが車両開発のテストコースとして使用している。

ビルシュタインと共同開発した専用サスペンションを採用

ケータハムは、このサーキットが持つ「軽さ」「正確性」「ドライバーとの一体感」という価値観こそ、セブンの哲学そのものだと説明する。Senior Vice Presidentのトレバー・スティール氏は、「ニュルブルクリンクの精神を捉えるべく、車のあらゆる要素を磨き上げた」とコメントしている。

車体各部にはニュルブルクリンク公式ロゴがあしらわれる

そもそもセブンは、ロータス創業者コーリン・チャップマンの“Light is Right”思想を色濃く受け継ぐモデルだ。1973年にケータハムが製造権を継承して以来、軽量・シンプル・ドライバー中心という基本哲学を守り続けてきた。今回の「NÜRBURGRING EDITION」は、そのDNAをさらに先鋭化した一台と言えるだろう。

ケータハムがニュルブルクリンク公認の特別限定車「CATERHAM SEVEN NÜRBURGRING EDITION」を発表

SUVやEVが市場の中心となった現在において、これほど純粋に“走り”へ振り切ったスポーツカーは極めて貴重な存在だ。限定100台という希少性に加え、ニュルブルクリンク公認という特別なバックボーンを持つこのセブンは、熱心なスポーツカードライバーにとって見逃せないモデルとなりそうだ。

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:ケータハムカーズ・ジャパン