1. ホーム
  2. チューニングカー
  3. 「メルセデス TE900 ワゴンロケット(S124)」はブラック&ゴールドのワイルドなボディキットで武装したEクラスワゴン

「メルセデス TE900 ワゴンロケット(S124)」はブラック&ゴールドのワイルドなボディキットで武装したEクラスワゴン

2026年5月31日

メルセデス TE900 ワゴンロケットのボディキットは、もともと単なるデザインスタディに過ぎなかった。しかし今、その大部分が実際に入手可能となっている。

スウェーデンのデジタルアーティスト、Draginev3dは、SNS上のデジタルボディキットを現実世界へ持ち込むチューナー「Mozy」と再びタッグを組んだ。

以前、Draginev3dがデザインした「500 E」ベースの「メルセデス 900 E」はInstagram上で大きな話題を呼び、対応するボディキットは送料込みで約7,800ユーロ(約144万円)となっている。

両車の追加パーツはリアアクスルまでほぼ共通しているため、この大胆に改造されたTモデル(S124)の実現も、それほど難しいことではないはずだ。

もっとも、デザイナーは「Mercedes TE900 Wagon Rocket」という名にふさわしいインパクトを生み出すため、いくつか特別なハイライトも用意している。

ボンネットの下には、124シリーズ最強モデルとして知られる「E60 AMG」をイメージした、カーボンファイバー&ゴールド仕上げのエンジンカバーが鎮座する。

1990年代半ば、このモデルはポルシェのDNAを受け継ぐ「500 E」をベースにした6リッターV8を搭載し、最高381馬力を発生。最高速度は電子制御によって250km/hに制限され、0-100km/h加速は約5.5秒だった。

リアには大型ディフューザーとセンターフォグを装備。テールパイプはブラバスを彷彿とさせるデザインだ。

こうした組み合わせは、Tモデルとして純正採用されたことは一度もなかった。しかし現在では、もちろん後付けで実現可能だ。

そして、ここまで大掛かりなプロジェクトを手掛けるオーナーなら、目立つことを望んでいるはずである。まさにそのために存在するのが、このDraginev3d製ボディキットなのだ。

パナメリカーナグリル風のゴールドイルミネーショングリル、大胆にワイド化されたフェンダー、巨大なメッシュインサートを備えるフロントエプロン、そして強調されたスポイラーリップによって、バックミラー越しに圧倒的な存在感を放つ。

さらにゴールドのアクセントは車両全体へ徹底的に施されている。AMGエアロホイール、ルーフレール、ドアハンドル、各種バッジ類に至るまで、すべてが統一されたゴールドテーマでまとめられている。

F1スタイルのセンターリアライト

リアまわりでは、F1スタイルのフォグライトを組み込んだディフューザーと、サングラス形状を思わせる印象的なツインテールパイプによって、現行AMG Gモデル級のショーカー的雰囲気を演出している。

ブラックのボディには、ドアハンドルやルーフレールを含む数多くのゴールドアクセントが散りばめられている。

もっとも、いくつかのデザイン要素には疑問も残る。そのひとつが、巨大なウインドディフレクターのようにも見えるルーフスポイラーだ。また、リアフェンダーに設けられた給油口周辺の処理も、一見するとエアインテークのように見えるが、もう少し煮詰めた方がいいのではないだろうか。

一方で、デザイナーはインテリアについてはまだ決定打となるアイデアを持っていないようで、具体的な詳細は未公表のままだ。

ただし、Instagramに登場した900 Eを見る限り、その方向性はある程度予想できる。そこでは、モダナイズされたエクステリアに対し、多数のAMGパーツとカラーコーディネートされたカーボンパーツを組み合わせたコクピットが採用されている。

Instagram/Daginevstudio3d:https://www.instagram.com/reel/DUK8cFdjDZG/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=NTc4MTIwNjQ2YQ==

Text:Sebastian Friemel
Photo:Instagram/Daginevstudio3d