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スクープ写真 雪上テスト中の次期型BMW M2クーペ(G87)スクープされる

2021年3月1日

雪の中でテストしている2022年にデビュー予定のBMW M2クーペG87のプロトタイプがスクープ撮影された。後輪駆動、M4からの直列6気筒、クラシックなプロポーション、次期型M2は、再び本物のBMWになると期待される。クーペの初のプロトタイプ写真とともに最新情報をお届け!

現行の1シリーズ(F40)は横置きの3/4気筒エンジンのみ、そして後輪駆動モデルはもはや存在しない。
しかし、遅くとも2022年までにはFRで、「オールドスクールBMWファン」の期待に応える真のハイライトモデルが登場する。
それが新型M2(G87)だ!

➤ デザイン
➤ エンジンと駆動方式
➤ 価格と市場ローンチ時期

少なくとも95,000ユーロ(約1,250万円)という高価な「M2 CS」を、BMWは最近、世に送り出した。
このポルシェに堂々と対抗する高性能マシンは、すでに将来のクラシックとして高評価を得て、市場でも売買されている。
この限定「M2 CS」は、カーボンフードの下に、450馬力を持つ生産中止となった「M4(F82)」からの直列6気筒S55エンジンを搭載しており、後輪駆動と、望むなら、6速マニュアルトランスミッションでドライブを楽しめるようになっている。
さらにBMWらしい、クラシックなプロポーションも備えている。
これこそが、ファンが求めるスポーティなBMWの真の姿だ。
なぜ、「M2 CS」についてこれほど詳細な情報を列挙するかと言えば、2022年にやって来る新世代「M2」には、「M2 CS」の持つこれらの特徴が多く採用され、大ヒットする可能性があるからだ。

フレアフェンダーと4本のテールパイプを備えたBMW M2
モデルの型式名称が「G42」となった、新型「BMW 2シリーズクーペ」は、2021年に発表される。
そして遅くとも2022年中に、その後に登場するのが、待望の新型「M2(G87)」だ。
我々のニューモデルハンターは、厳冬の中でテストする次期型「M2」をキャッチした。まだヘビーなカモフラージュが施されているにもかかわらず、長いボンネットと短いリアというクラシックなクーペのプロポーションがはっきりと見て取れる。
真のMモデルらしく、「M2」のフェンダーは先代の「M2(F87)」や伝説の1シリーズMクーペと同じようにフレアになっている。
リアに装着された4本パイプエキゾーストシステムによってトップモデルだということが識別できる。

もっとも重要なのは、BMWがM2のためにどのキドニーグリルを選ぶかということだ。

M2(G87)のキドニーグリルは大きいか小さいか?
興味深いのはフロントだ。
プロトタイプのフロントは頑丈にマスクで覆われているので、果たして「M2」が「M3/M4」スタイルのフロントで発売されるかどうかは断言できない。
話題になっている最近のMに採用されている「ビーバーキドニー」は、Mバージョンを通常モデルとより強く区別するためのものとされている。
しかし、「BMW 2シリーズ クーペ(G42)」を示すとされる2020年4月のリーク画像は、それとは真逆のものだった。
このシャープに描かれたプロトタイプが、横方向に広いダブルキドニーと大きなエアインテークを身に着けていることだけは確かだ。

「M3/M4」用の「S58」エンジンを搭載した新型「BMW M2」
キドニーグリルが小さくても大きくても、一つだけ確かなことがある。
それは新しい「BMW M2」が運転の楽しさを保証するということだ。
生産中止された先代「M2コンペティション」は、すでに「S55」直列6気筒から410馬力を生産していたので、後継モデルには、さらに多くの馬力を追加する可能性がある。
「G87型M2」は、最近発表された「M3/M4」からの排気量の3リッターの新しい「S58」エンジンを搭載することが確実視されている。
この3リッター直6には、480馬力の通常バージョンと510馬力のコンペティションバージョンがある。
兄貴分への敬意から、新しい「M2」は450馬力バージョンを搭載する可能性が高い。
一方で、「M2」は420馬力、「M2コンペティション」では450馬力になることも考えられる。

これが我々のイラストレーターが描いた、新世代BMW M2の予想図だ。

「M-DKG」トランスミッションは廃止され、BMWは新型M2ではお馴染みの8速ZFオートマチックを採用する可能性が高い。
しかし、ご心配なく。
純粋なMT愛好家のために、マニュアルトランスミッションは引き続き標準でラインナップされるという。
より小型で軽量な「M2」に、重く高価になってしまう全輪駆動システムのxDriveが提供されるかどうかは、疑わしい。
そうなれば、ドライビングダイナミクスの点で、「M3」や「M4」に近づきすぎる可能性があり、同時に法外な値段の高価格モデルになりかねないからだ。

価格: 新型M2は先代モデルよりも高価になる
2022年に新型「BMW M2」がディーラーに登場すると、おそらく先代モデルよりも少し高価になっているだろう。
先代の410馬力「M2コンペティション」は、約62,500ユーロ(約812万円)から販売されていたが、次期「M2」はおそらく65,000ユーロ(約845万円)弱で販売されることになるだろう。

BMWらしい小型車とは?おそらく世の中の多くの人が思い描くのは、後輪駆動で、高回転までよどみなく回るエンジンを持ち、シャープなハンドリングで爽やかな運転感覚を持ち、毎日の実用にもなるスマートな一台。といったところだろうか。2002の頃から、最近の3シリーズまでBMWの小型車の持つイメージとはそういうものではなかっただろうか。
今回スクープされた「M2クーペ」は上記の条件に当てはまるものではないかと勝手に予想してしまうが、そんなBMWらしい一台が、少しでも購入しやすい、魅力的な価格で市場に出てくることを待っていたい。そしてもうこういう純粋な内燃機関のモデルは、これが最終モデルになってしまうかもしれない。だからこそ、今回スクープされたモデルは貴重なBMWのラインナップ一台なのである。

Text: Jan Götze
加筆: 大林晃平
Photo: Automedia