【新車情報】新型三菱アウトランダー登場 すべての情報をお届け!

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フルモデルチェンジを受け、まったく異なる外観をまとった三菱アウトランダー。新しいフロント、エレガントなインテリア。プラグインハイブリッド、オートマチックトランスミッション、サイズ、全輪駆動システム、インテリア、価格、市場投入時期等々、新型三菱アウトランダーのすべてをレポートする。

➤ 市場ローンチ時期と価格
➤ デザインとサイズ
➤ エンジン
➤ インテリア

市場ローンチ時期と価格
「三菱アウトランダー」の現行モデルは、2012年以来、8年以上にわたって市場に出回っていて、そろそろ新しいモデル登場のための時が到来したといえる。
そして、そのタイミングに呼応するがごとく、三菱はSUVの新しいエディションを発表した。
「アウトランダー」は、2021年4月に北米で販売を開始する予定だ。
しかし、噂によれば、この新型「アウトランダー」が再び欧州に来るかどうかは明らかではないと言う。
価格は若干上昇する可能性が高い。
現行「三菱アウトランダー」の価格は26,690ユーロ(約340万円)からとなっている。

エクリプス クロスからのビジュアルの借用
視覚的には、第4世代「アウトランダー」は先代モデルと明確に区別されているが、その理由の一部は、兄弟モデルである「エクリプス クロス」や、「デリカD5」のフェイスリフトで採用されたデザインの特徴をいくつか採用していることにある。
これには、現在流行のスプリットヘッドライトが含まれている。
グリルは大きくなり、もはや以前のように分厚いクロームの留め金でカバーされているのではなく、目を惹くアンダーライドガードを備えたエプロンが装着されている。
全体的にフロントから見ると、より重厚感が増している。
サイドでは、ウィンドウラインなどが変更されている。
Cピラーの上からリアに伸びるブラックのトリムエレメントが、リアウィンドウとのつながりを生み出している。
全体的に見ると、現行モデルに比べて、ややリアエンドの落ち着きがなくなっている。
2つに分かれた細長いテールランプは、現行モデルの基本形状を踏襲しつつも、よりシャープで繊細なものとなっている。
ルーフエッジスポイラーを大型化したことで全体的にスポーティな印象になり、テールパイプもアンダーライドガード内の凹みを利用して、やや上方への出っ張りが少なくなっている。

装備レベルにもよるが、三菱アウトランダーは最大20インチのホイールを装着する。

「新型アウトランダー」は、ルノーや日産との提携によって共同開発された新しいプラットフォームをベースに開発された。
そのおかげで、「新型アウトランダー」は、すべての方向に大きく成長している。

● 全長: 4709mm
● 全幅: 1861mm
● 全高: 1747mm
● ホイールベース: 2705mm

今後投入される可能性の高いプラグインハイブリッドモデル
ワールドプレミアのために、三菱は今回1つだけエンジンを公表した。
それは2.5リッター4気筒で、パワーなどについては明らかにされていないものの、変速は8速CVTトランスミッションによって行われる。
このエンジンを搭載した「アウトランダー」は、前輪駆動車としてだけでなく、全輪駆動車としても利用可能になる。
そして今後は、プラグインハイブリッドの追加発表も当然想定される。
しかし、そのためには、現在54キロの純粋な電気だけでの航続距離は、少なくとも70キロくらいまで増加される必要があるだろう。

三菱アウトランダーの完全に新しいコックピット

先代モデルのかさばるような雑然としたインテリアは、よりエレガントなコックピットへと変貌を遂げている。

リデザインされたインテリアは、先代モデルとの共通点はほとんどなく、よりはっきりとした水平基調のデザインを採用している。
例えば、エアベントはダッシュボードにエレガントに溶け込み、装飾的な要素のように見えるようになっている。
9インチのインフォテイメントディスプレーはダッシュボードの上部に配置され、空調コントロールは1段下がったところに配置されている。
オプションで、計器類をデジタル表示する12.3インチのスクリーンや、10.8インチのカラーヘッドアップディスプレーも用意されている。
スマートフォンは、Android AutoとApple Carplayを介してペアリングが可能だ。
発表された北米仕様は、3列シートと7人乗りが標準仕様となっている。

今回発表された新型「アウトランダー」は、従来までのモデルと比べるとかなり大きく立派になった、と一目でわかるものとなっている。
エクステリアデザインも控えめだった従来までのモデルとは異なり、かなり押し出しの強い存在感のあるものだ。最近の三菱自動車のデザインテイストの中にも、どことなくCX-5を彷彿させるところの多いが、顔の迫力ある部分も隠すと、意外と真っ当な三菱らしいデザインであることがわかる。
一方、内装も全体の造形にCX-5を彷彿させる部分が多いものの、一目で品質もデザインへのこだわりも向上していることがわかる。この部分こそ今までの三菱自動車の多くのモデルに欠けていた部分であり、今回のモデルチェンジは多くの人にその違いを実感させるものとなるだろう。
あとはプラグインハイブリッドモデルの性能が向上していればかなりの商品力を持つし、三菱自動車の反撃へつながることが期待されるモデルとなるだろう。

Text: Katharina Berndt
加筆: 大林晃平