【このケン ブロックのエスコートなんぼ?】動画付き!レジェンド、故ケン ブロックの「フォード エスコートMK2」強烈なドリフトマシンがオークションに!
2026年4月13日
クルマ馬鹿は、この2つのYouTube動画を観ているだけで楽しくなる。故ドリフト界のレジェンド、ケン ブロック(Ken Block)が所有していたフォード エスコートMK2がオークションにかけられた。ジムカーナ仕様のこのハードコアなフォードの落札価格は?
この「フォード エスコート(Ford Escort MK2)」は自動車文化の遺産だ!10年以上前、ドリフト界のレジェンドであり、YouTubeスターでもあったケン ブロック(2023年没)が、自身の「フォード エスコートMK2」を初めて披露した。このヴィンテージカーは、ブロックにとって特に思い入れの深い一台だった – そして今、そのオリジナルのジムカーナ仕様車がオークションに出品される!
米国のオークションプラットフォーム、「bringatrailer.com」は、希少で壮観な車を度々出品することで知られている。しかし、この1978年式「フォード エスコートMK2」は、「BaT」にとっても真のハイライトと言える。これは、ケン ブロックが2008年から2021年まで所有していたオリジナルの「エスコート」だ。当初、ブロックはこの「エスコート」をラリーカーとして使用していたが、後にドリフトマシンへと改造させた。

約2年を費やした改造プロジェクトで、手をつけなかった部品はほとんどなかった。当時の作業の大部分は、英国ヘレフォードの「クイック モータースポーツ」の専門家たちによって行われ、彼らはエスコートを右ハンドルから左ハンドルへ改造し、シャーシを強化し、3段階調整可能なリーガー製サスペンションとシーケンシャル6速トランスミッションを組み込み、さらに338馬力を発生し、9,000回転を超えるレブリミッターを備えた新開発の2.5リッター4気筒エンジンのチューニングも担当した。
米国では、特注のロケット バニー ワイドボディキットと17インチのフィフティーン52製ホイールが装着された。「スターズ アンド ストライプス」風の装飾が施されたボンネットは、ダックテールと同様にカーボン製である。このエスコートはショーカーとして設計されたものではなかったため、インテリアも完全に一新された。ラリー参戦のため、インテリアはすでにほぼ空っぽの状態だったが、新たにロールケージ、レカロ製バケットシート2脚、油圧式ハンドブレーキ、スパルコ製ステアリングホイール、消火システムが装備された。
エスコートの試乗
2015年10月、改造が完了し、ブロックはYouTubeで初めてこの「エスコート」を公開した。同月、我々、AUTO BILD誌は、「エスコート」に試乗する機会を得た。試乗後、「ケン ブロックの新型マシンに搭載された、カーボン製のタイトなレカロ バケットシートは、78年式フォード エスコートMK2 RSのむき出しのフロアパネルにボルトで固定されている。青いサベルト製4点式シートベルトで、このドリフトカーに身を固定する。ベルトはT45ロールケージの支柱に固定されている。お尻とアスファルトの間はわずか数センチしかない」と、レポートしている。
その後、ブロックはこのジムカーナ仕様の「エスコート」で数多くのイベントに参加し、レースゲーム、『Forza Motorsport 7』の「Hoonigan Car Pack」の一部として、「エスコート」の精巧なレプリカがファン向けにダウンロード配信された。最近では、ロサンゼルスの「ピーターセン博物館」で開催された特別展、「People’s Champ: The Impact of Ken Block」でも、この車が展示された。
ブロックが所有して13年
現在の所有者は2021年にこのフォードを購入した。これにより、ケン ブロックがこの車を所有していた期間は13年となり、彼の他のどの車よりも長い期間となった。今、この唯一無二の「エスコート」は新たな所有者を探している。販売車には、複数のホイールセットや多数のスペアパーツに加え、豊富な写真や資料が収められたファイルが含まれている。さらに、運転席側のカーボン製ドアパネルには、ケン ブロック本人の直筆サインが入っている。

最高入札額はすでに20万米ドル
驚くことではないが、このオークションへの関心は極めて高い。終了までまだ数日残っているにもかかわらず、最高入札額はすでに約20万ドル(約3,300万円)に達している。「フォード エスコート」としては高額だが、自動車文化遺産の一片としては安い。
結論:
この「フォード エスコート」はカルト的な人気を誇っている。コレクターやファンにとって、ケン ブロックの愛車そのものを落札できるまたとないチャンスだが、その代償もそれ相応のものとなる。落札価格は28万5,000ドルだった。
※ 観ているだけで楽しくなるYouTube動画×2本
https://www.youtube.com/watch?v=9hAZQHkkRgI
https://www.youtube.com/watch?v=J2Os8DGvLmE
Text: Jan Götze
Photo: bringatrailer.com / Photos by Trust-in-the-Machine

