【140年、140カ所】新型「メルセデス・ベンツ Sクラス」によるグローバルジャーニー その14 北米の核心 ミシガン州で出会う「自動車の原点」
2026年4月10日
メルセデス・ベンツが展開するグローバルプロジェクト「140年、140カ所」。6大陸を巡る壮大なロードトリップは、華やかな都市を駆け抜けるだけでなく、自動車の歴史そのものと向き合う旅でもある。北米ツアーの中盤、新型メルセデス・ベンツ Sクラスが辿り着いたのは、アメリカ自動車産業の心臓部、ミシガン州であった。

カナダから国境を越え再びアメリカ本土へと入った新型Sクラスは、デトロイト近郊のファーミントンヒルズにあるディーラーを訪問。現地スタッフと熱烈な歓迎に包まれ、リアウインドウにはこの訪問を記念するステッカーが貼られるなど、旅の軌跡がまた一つ刻まれた。星条旗とスリーポインテッドスターの旗が並んで掲げられる光景は、ブランドの国境を越えた存在感を象徴している。

続いて一行が向かったのは、同州ディアボーンに位置する自動車殿堂。ここは世界の自動車産業に多大な貢献を果たした人物や技術を顕彰する場所であり、まさに“モビリティの聖地”ともいえる存在。館内に刻まれた数々の名前の中には、ゴットリープ・ダイムラーの名も見つけることができる。

この地で新型Sクラスが示したのは、単なる最新技術の粋ではない。内燃機関の黎明期から続く革新の系譜と、その最先端に位置する現在の姿との“対話”である。過去の偉業に敬意を払いながら、未来へと進む意思を体現する存在、それが新型Sクラスである。

今回の北米ツアーでは、マイアミから始まり、ワシントンD.C.ニューヨーク、トロント、そして西海岸へと続く長大なルートが描かれている。その中でミシガン州は、単なる通過点ではなく「自動車とは何か」を改めて問い直す重要な節目となった。

自動車産業の原点に触れたミシガンでの一章は、この旅に新たな深みを与えた。歴史を築いた地で、未来を走る。その対比こそが、140年にわたるメルセデス・ベンツの本質を雄弁に物語っている。
3台の新型Sクラスによるツアーは、総走行距離5万km以上という前人未到のスケールで進行中。各地でクラシックモデルや現行車、そしてオーナーたちとの交流を重ねながら、ブランドの過去・現在・未来を結びつけていく。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Mercedes-Benz Group

