アルファロメオが四つ葉のクローバーを用意してくれた!「GIULIA Quadrifoglio Collezione」と「STELVIO Quadrifoglio Collezione」を限定発売
2026年4月3日
アルファロメオの高性能モデルの象徴である「クアドリフォリオ(Quadrifoglio)シリーズに設定される限定車「GIULIA Quadrifoglio Collezione」および「STELVIO Quadrifoglio Collezione」を発表した。メーカー希望小売価格はジュリアが1963万円、ステルヴィオが2010万円(ともに税込)となる。
両モデルはあわせて世界63台のみの限定生産で、そのうち日本には13台が導入される。内訳はジュリアが11台(左ハンドル7台、右ハンドル4台)、ステルヴィオが2台(右ハンドル)という極めて希少な割り当てとなり、販売は抽選方式を採用。申込期間は2026年3月20日から4月19日まで、全国の正規ディーラーで受け付ける。

今回の「Collezione」は、Quadrifoglioの起源に立ち返るモデルだ。1923年、レースドライバーのウーゴ シヴォッチがタルガフローリオで車体に描いた四つ葉のクローバーは、その勝利とともにブランドの象徴となった。この伝統は1963年の「Giulia Ti Super」に受け継がれ、市販車における高性能モデルの証として現在に至る。今回の63台限定という数字も、この1963年に由来する。

最大の特徴は専用ボディカラーだ。ジュリアには深みのある濃赤「GIULIA Collezione Red」、ステルヴィオには鮮やかな発色の「STELVIO Collezione Red」を採用。いずれも限定車「33 Stradale」の外装色「Rosso Villa D’Este」をベースに再構築されたカラーで、光の加減によって表情を変える奥行きある赤が特徴となる。

エクステリアでは、カーボンミラーハウジングやカーボン加飾グリルをはじめとするカーボンパーツを随所に採用し、視覚的な軽量感とスポーティさを強調。加えてカーボンセラミックブレーキを標準装備し、高速域や連続制動時でも安定したパフォーマンスを確保する。

ブレーキキャリパーにはBrembo製ユニットを採用し、アノダイズドブラック仕上げとすることで耐久性と放熱性を確保。そこに赤いAlfa Romeoロゴをあしらい、機能とデザインの両立を図った。
ジュリアにはさらに専用装備としてカーボンルーフを採用。加えてAkrapovic製エキゾーストシステムを装着し、チタン製マフラーとカーボンフィニッシャーにより軽量化と排気効率を向上。乾いたサウンドがドライビング体験を強く刺激する。



パワートレインにも改良が施される。ジュリアでは燃料噴射方式を刷新し、直噴とポート噴射を組み合わせたデュアルインジェクションを採用。インジェクターを6本から12本へ増設し、低負荷域での燃費性能と高負荷域での出力を両立した。これにより最高出力は従来の510hpから520hpへと向上している。一方ステルヴィオは従来型エンジンを継続採用する。
インテリアでは赤いステッチを随所に施し、ボディカラーとの統一感を演出。ヘッドレストには「Collezione」ロゴとともにシリアルナンバーを刺繍し、1台ごとの特別感を強調する。
「GIULIA Quadrifoglio Collezione」特別装備
・カーボンミラーハウジング
・カーボン加飾フロントグリル
・ダークGIULIAロゴ
・カーボンセラミックブレーキ
・赤ステッチ入り内装(ドア、センターアームレスト、ダッシュボード)
・Collezione刺繍、シリアルナンバー刺繍入りヘッドレスト
・Brembo製ブレーキキャリパー(アノダイズドブラック、Alfa Romeoロゴは赤文字)
・カーボンファイバールーフ
・Akrapovic製エキゾーストシステム(チタン製リアマフラー/カーボンフィニッシャー)
「STELVIO Quadrifoglio Collezione」特別装備
・カーボンミラーハウジング
・カーボン加飾フロントグリル
・ダークSTELVIOロゴ
・カーボンセラミックブレーキ
・赤ステッチ入り内装(ドア、センターアームレスト、ダッシュボード)
・Collezione刺繍、シリアルナンバー刺繍入りヘッドレスト
・ブレーキキャリパー(アノダイズドブラック、Alfa Romeoロゴは赤文字)
・Q4バッジ(ダーク)

この2モデルは、アルファロメオが培ってきたパフォーマンス、デザイン、そしてモータースポーツのDNAを凝縮した存在だ。63台という極少生産のなかで、その価値は単なる限定車を超え、ブランドの歴史そのものを体現する一台といえるだろう。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Stellantisジャパン

