【魔改造ならぬ変態改造】正直言ってM4が可哀そう・・・アメリカ人が究極のドライビングマシン「BMW M4」をピックアップトラックに改造!うーん・・・
2026年3月30日
DinMann BMW M4 Maloo:おそらくこれまで見たことのないBMW M4だろう。アメリカのDinMannが、このミュンヘン製スポーツクーペを極めてユニークなカスタム車へと変貌させた。パフォーマンスの最適化も施されている。
スポーティなバイエルン製クーペ「M4」を用意し、のこぎりを入れる—すると、まったく新しく異例の車両が誕生する。この改造は、アメリカのBMW用アドオンパーツメーカー「DinMann」によるもので、「BMW M4コンペティション xDrive」をローダウンされたピックアップクーペへと作り替えている。エンジンの最適化やカーボンファイバー製パーツも備わる。しかもそれだけではなく、この特別なBMW「M4 Maloo」は実際に購入可能だ。
そもそも、通常の乗用車をベースにしたピックアップトラックという発想自体は新しいものではない。1957年のフォード ランチェロやシボレー エルカミーノといったモデルが、2つの車両タイプを組み合わせた姿—いわゆる「ユート(ute)」の一例をすでに示している。
BMWは近年、自社エンジニアの創造的なアイデアを示すために、このようなユニークなモデルを発表してきた。直近では、M3とX7を組み合わせたコンセプトカーを公開している。ただし、このモデルは市販化されることはなかった。
ベースは「究極のドライビングマシン」
現行世代の「BMW M4」は、スポーティさと快適性、そして日常での使い勝手を兼ね備えた「究極のドライビングマシン」とされており、この異例のコンバージョンのベースとして理想的な条件を備えている。
より正確には、「DinMann」がMalooプロジェクトのベースとして選んだのは2022年式の「BMW M4コンペティション xDrive」だ。この530馬力のスポーツカーは四輪駆動で、0〜100km/h加速は約3.5秒、最大トルクは650Nmを発揮する。

しかし、このM4ピックアップは発進加速においてさらに優れた性能を持つはずだ。ルーフの一部が大胆に取り除かれているだけでなく、フロントリップやエアベント、リアディフューザーといった空力性能を高めるカーボンファイバー製パーツが多数装着されており、軽量化にも寄与しているためだ。

さらに、新型ターボチャージャーや新しいエキゾーストシステム、ソフトウェアの最適化などの改良も施されている。つまり、ホームセンターからの帰り道を高速で駆け抜けたい人にとっては、まさに理想的な一台と言えるだろう。
Malooは販売中
このMalooを自身のコレクションに加えたいと考える人には朗報だ。この大規模な改造が施されたBMWは現在販売されている。ただし、決して安価ではない。DinMannはこの荷台付きM4に145,000ドル(約2,300万円)の価格を設定している。
標準のM4と比較すると約15,400ユーロ(約290万円)のプレミアムとなる。というのも、M4コンペティションの価格は現在109,600ユーロ(約2,060万円)からとなっているためだ。もっとも、ひとつ確かなのは、この車が公道で他と被ることはほとんどないという点であり、注目を集めることは間違いない。
Text: Nele Klein
Photo: DinMann/Instagram

