面白ネタ ジャスティン ビーバーのサイバーロールスロイス インスタで話題に!

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そう、これはロールスロイスに間違いない。人気歌手のジャスティン ビーバーが新しく購入し、カスタマイズし、「サイバーパンク」なリムジンへとコンバージョンさせた、ロールスロイス レイスだ。未来的なロールス? そうとも言える。 西海岸的? その通り、コンバージョン作業を担ったのは、ウェスト コースト カスタムズ(West Coast Customs)だからだ! 新着情報をお届け。

これ以上の派手さはない

ジャスティン ビーバーが新しい車を手に入れた。
そしてそれはSFビデオゲーム「サイバーパンク2077」から飛び出してきたかのような格好をしている。
未来的なボディワークのベースは、ロールスロイスのレイス!?

先週末、カリフォルニア州サンタモニカでジャスティン ビーバーと妻のヘイリーが、普通とは到底思えないボディを身にまとったロールスロイスに乗り込むところをインスタグラマーによって撮影された。
このワイルドなコンバージョンを担当しているのは、アメリカのチューナー、「ウェスト コースト カスタムズ(略してWCC)」だ。
ライアン フリードリングハウスが経営するWCCは、MTVのヒットシリーズ「Pimp My Ride」で一躍有名になり、アメリカで非常に活発にビジネスを展開していることでも知られる。
通常のチューニングビジネスに加えて、WCCは、コンプリートコンバージョンでも常に波紋を巻き起こしている。

ビーバーはすでに何台もの車をWCCでリビルトしている

歌手(ラッパー)でありプロデューサーでもある、ウィル アイ アム(Will.i.am)も、WCCと協力してすでにいくつかのプロジェクトを実現している。
その中には、完全にリビルトされたテスラ モデルS、精巧に改造されたデロリアンDMC-12、V8エンジンを搭載した1958年製のVWビートルなどが含まれる。
ジャスティン ビーバーもまた、WCCの長年の顧客だが、26歳の彼の現在までの注文はそれほど奇妙なものではなかった。
近年のビーバーは、リバティウォークのワイドボディキットを装着したフェラーリ458イタリア、ヒョウ柄のアウディR8、クロームメッキ仕上げのフィスカー カルマ、キャデラックCTS-Vクーペ、そしてWCCでチューニングされた数台のランボルギーニなどを手に入れている。

正面から見ると、レイスの幅が非常にワイドになっているのがよくわかる。

ロールスロイス レイスが新しいチューニングベース

しかし、その最新のコンバージョンは、過去のすべてのモデルを超越した、かつてないものとなった。
完全に変更された「レイス」は、偶然にも2016年に発表された「ロールスロイス103EX」のスタディモデルを彷彿とさせるデザインともいえよう。
「103EX」は、「ビジョンネクスト100」とも呼ばれるコンセプトで、英国の高級ブランドは2040年のプレビューを与えた。
しかし、ジャスティン ビーバーとWCCのチームはロールスロイスに先駆けて未来志向のモデルを作り上げた。
最も印象的な変更点は、フルクラッドのホイールで、「103EX」にも見られるディテールだ。
最大限のフューチャールックのために、クラッドホイールのアーチにLEDが組み込まれ、道路で輝くようになっている。
「レイス」のフロントホイールがちゃんと回転できるように、632馬力のラグジュアリークーペは大幅にワイド化されている。
特にフロントビューからは、オリジナルのヘッドライトがどれだけ外側に移動されているかがよくわかる。
リアエンドも完全にリデザインされ、もはやベースモデルとは似ても似つかない装いとなっている。
ルーフライン、ヘッドライト、カウンターオープンドアのみが、オリジナルのスタイリングとして残されている。

「ビジョンネクスト100」とも呼ばれるコンセプトモデル、ロールスロイス103EX。
Photo: Werk

ジャスティン ビーバーのロールスロイスは電気自動車?

噂によると、このワンオフモデルは、電気自動車であることになっているが、それを指し示すものは何も備わっていない。
さらにビーバーの車が純電動の「ロールスロイス103EX」のスタディモデルと混同されているため、そういう噂が流れている可能性が高い。
しかし、実際には、ボディの下には通常モデルと同じ632馬力、800Nmを発揮する6.6リッターV12ツインターボが標準装備されているようだ。
WCCは、これまでのところ詳細を公開していない。
未来的なデザインは議論の余地があるとしても、一つのことだけは確かだ。
それは、これよりも派手なロールスロイスはこの世に存在しないということだ!
そして、それは、車ファンである、ジャスティン ビーバーをとても喜ばせているはずだ。

リアエンドも一新されている。テールパイプを見れば、電気自動車ではないことがわかる。

いつの時代もハリウッドスターというのは自動車に凝るものだ。
ライバルの俳優同士が色違いのスペシャルモデルで競い合ったり、女優がパーティー会場に乗りつけるために自分のドレスに合わせてカラーコーディネートしたり、昔からそういう世界こそがハリウッドであり、スターたる所以なのである。
お騒がせスターのジャスティンビーバーをハリウッドスターの範疇に入れるかどうかはやや悩みどころではあるが、まあ彼だからこそ、こういう奇妙奇天烈な自動車に大金を払えるわけで、そういう意味では、話題を提供してくれてありがとうジャスティン、と誉めてあげたい。
だから全体的なスタイルがどうのこうの、とか、張りぼてじゃん、などと言わず、まだまだハリウッドやポップスターの世界には、こういう魑魅魍魎な自動車も生まれる余地があることに、なんだかちょっとほっとするのである。

Text: Jan Götze
加筆: 大林晃平
Photo: Instagram/carswithoutlimits