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M2用チューンナップキット登場!3.0リッター直6はそのままだが「Mパフォーマンス トラック キット」によりBMW M2はよりシャープな外観に!

2026年3月22日

BMWはさらなる進化を遂げている。「Mパフォーマンス トラックキット」によって、M2は明らかに一段とシャープな性格を手に入れる。ただし、3.0リッター直列6気筒エンジン自体に変更はない。

大型エアインテーク、ワイドトレッド、ブラックのダブルキドニーグリル、4本出しエキゾースト―BMW M2は標準仕様でも十分に強烈な存在感を放つデザインを備えている。しかしBMWはさらにその先を行く。2026年7月に発売される「トラックキット」によって、このコンパクトなMスポーツカーを獰猛なサーキットマシンへと公式に変貌させる。しかも公道走行も可能だ。

空力性能の向上とダウンフォース増大

トラックキットの中核となるのは、手動調整式のフロントスプリッターだ。サーキット走行時には前方へ延長でき、フロントディフューザーと一体化する構造となっている。さらにホイールアーチディフューザーやエンジンオイルクーラー下部の追加スクープと組み合わせることで、フロントアクスルのダウンフォースを大幅に高める設計だ。追加のエアロフィンもダウンフォースの最適化に寄与する。

「Mパフォーマンス トラックキット」が組み込まれたM2では、この手動調整式フロントスプリッターがひときわ目を引く。

リアには最大の見どころが用意されている。BMW M4 GT4およびGT3のウイングをベースとした、手動調整式スワンネックリアウイングだ。「レースモード」ではウイングが後方へ50mm移動し、空力効率の向上が図られる。

「ストリートモード」では新しいウイングは道路交通規則に適合しており、そのまま公道で使用可能だ。

公道用には法規に適合した「ストリートモード」も用意される。さらにウイングの迎角は2段階で調整可能で、統合されたブレーキライトは特に夜間に印象的な視覚効果をもたらす。

さらに低い車高

このパッケージには、新しいコイルオーバー式サスペンションも含まれる。リバウンドおよびコンプレッションの減衰力を4ウェイで調整可能なほか、調整式トップマウントも備える。これによりM2は前後ともに標準モデル比で最大20mmのローダウンが可能となる。さらに「BMW M」は、特にコーナリング性能を高めるためのサーキット専用タイヤもオプションで用意している。

このパッケージの価格は、23,500ユーロ(約440万円)で、新車価格約77,500ユーロ(約1,457万円)に追加される。

M2 CS向けにさらなるサウンド強化

BMWは「M2 CS」向けに、新しいMパフォーマンス エキゾーストシステムも提供する。このシステムにより約8kg軽量化され、ドライビングモードに応じてよりスポーティなサウンドを実現する。テールパイプはカーボンまたはチタン仕様が選択可能で、リアビューにモータースポーツらしい仕上がりをもたらす。価格は8,343ユーロ(約156万円)から。

サーキット走行を楽しむ愛好家にとって、このパッケージは非常に魅力的(とはいえ高価な)アップグレードといえる。ただし、熱心なファンがこの公式キットを待っていたかどうかは疑問だ。おそらく彼らはすでに別の方法で自らのM2をサーキット仕様へと仕上げているはずだからだ。(笑)

Text: Nele Klein
Photo: BMW Group