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【2025年最高の1台】軽快さと700馬力のパワーが融合!純粋なマクラーレンの情熱を感じさせるアルトゥーラ スパイダーは驚きに満ちている!

2026年3月22日

マクラーレン アルトゥーラ スパイダー(McLaren Artura Spider)は驚きの存在だ。エントリーモデルを装いながら、その実、純粋なマクラーレンの情熱を体現したエモーショナルなハイブリッドである。

率直に言おう。「アルトゥーラ」は一種の”現象”だ。まったくエントリーモデルらしさを感じさせない。とりわけ注目すべきはフルハイブリッドである点だが、バッテリーや電動走行距離、静粛モードを備えながらも、正直なところ私たちがプラグインハイブリッドに抱きがちな「節約志向で低エネルギーな移動手段」というイメージとは一切無縁である。

コンセプト的には「フェラーリ 296 GTB」に近いが、「アルトゥーラ」は何よりもまず、その生々しくフィジカルな存在感を前面に押し出す。コクピットはミニマルでありながら官能的で、メカニズムとの結びつきが実に明快だ。細身のステアリングホイールには本物の油圧機構が残され、その背後には自動車史上でも屈指の美しさを誇るパドルシフターが備わる。後方ではV型6気筒エンジンが嵐のような加速を指揮する。

新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションには、95馬力/225Nmの電動モーターに加え、電子制御式リアアクスル・ディファレンシャルも統合されている。

V6のわずかに熱を帯びたような音色の上に、ターボチャージャーの穏やかな唸りが重なり、さらに電動モーターのかすかな高周波音が寄り添う。すべてが調和しながらも力強く融合し、回転数はマクラーレン特有の軽やかさで上昇するため、その凄まじい加速の激しささえも覆い隠してしまうほどだ。

電動の介入を感じさせないマクラーレン流ハンドリング

メーカー公称では0-300km/h加速は21.6秒。この数値は実際の体感以上に速く聞こえる。というのも、「アルトゥーラ」の加速はまるで”それがこの世で最も自然なこと”であるかのように生み出されるからだ。 エフォートレスに、ほとんど無造作に、しかも2000rpmから8500rpmまで初めて連続的に広がる領域で加速し続ける。途切れのない加速感。この背景には、バッテリーが2基のターボによる負荷に対して驚くほど長く耐えられる点もある。

サーキットにおいても、アルトゥーラはエントリーモデルという位置付けをほとんど感じさせない。ラップタイムは720Sに匹敵し、しかも装着タイヤは控えめな仕様である。

電動モーターはハンドリングへの介入を感じさせない。シャシーは依然として、繊細で応答性の高いフロントアクスルと、俊敏性を損なうことなくトラクションを生み出す落ち着いたリアセクションによって特徴づけられる。中速コーナーでは進入時にわずかなオーバーステアの気配が現れることが多いが、加速時にそれが破綻することはほとんどない。むしろ、コーナーの頂点をえぐるような穏やかな旋回として現れる。この旋回挙動は15段階で精密に調整可能で、いかにもマクラーレンらしい特性だ。

主要諸元:マクラーレン アルトゥーラ スパイダー(McLaren Artura Spider)
エンジン:V6ツインターボ+電動モーター
排気量:2993cc
最高出力:700hp
最大トルク:720Nm
駆動方式:後輪駆動
トランスミッション:8速デュアルクラッチ
車両重量:1560kg
加速:0-100km/h 3.0秒
最高速度:330km/h
価格:27万3,073ユーロ(約5,050万円)

Text: Manuel Iglisch
Photo: Lena Willgalis