日本にも導入される?「トヨタ ハイランダー」がBEV化!全長5mの7人乗りSUV、航続520kmで登場
2026年3月14日
トヨタの新しいXXLサイズの電動SUVは、よく知られた名前を採用している。それが「トヨタ ハイランダー(Toyota Highlander)」だ。最大7人が乗車でき、航続距離は500km以上とされている。
トヨタは新たな電動SUVのフラッグシップを投入する。そしてそのモデルには、よく知られた名称が与えられている。「ハイランダー」である。ミレニアムの変わり目以来、米国、日本、オーストラリアで販売されてきたハイブリッドSUVで、ドイツの道路でも時折見かけることがあるモデルだ。ドイツでは2021年から2024年まで販売されていた。今回、その電動版が米国で公開された。
全長5.05mというサイズにより、このトヨタはXXL SUVセグメントに到達した。これは「レンジローバー(Range Rover)」と同等のサイズである。シルエットもそれを手本にした可能性が高い。英国製SUVと同様、日本のSUVも長く、やや後方に向かって傾斜するグリーンハウスを備えている。
デザインのその他の部分は、トヨタの最新デザイン言語に従っている。柔らかな曲線ではなく鋭いエッジを多用した未来的なスタイルだ。ただし現在、多くのメーカーが同様のアプローチを採用している。そのため、このトヨタを群衆の中から明確に際立たせる決定的な特徴は欠けている。

最大1291リットルの荷室容量
インテリアには3列シートが配置され、最大7人が乗車できる。これにより「ハイランダー」は、トヨタ初のフル電動7人乗りモデルとなる。当然ながら、すべてのシートを使用した状態ではラゲッジ容量はわずか450リットルに縮小する。しかし3列目シートを折りたたむと、最大1291リットルという余裕あるスペースが確保される。
コックピットの中心となるのは14インチのインフォテインメント用タッチスクリーンだ。ただし重要な機能は物理ボタンでも操作できる。ドライバーの前には12.3インチディスプレイが配置され、さらにヘッドアップディスプレイも補助として用意されている。
スタートボタンの位置は珍しい。ダッシュボード中央、隣接するセンターコンソールの直前に設置されている。トヨタはセンターコンソールでも独特のアプローチを採用している。ギア表示とパーキング、電子パーキングブレーキのボタンは、アルカンターラでライニングされたコンパートメント内に統合されている。
装備レベルによっては、シートヒーターとベンチレーション機能、パノラマガラスルーフ、64色のアンビエントライトが装備される。

標準装備には、いわゆる「ドライブレコーダー」が含まれる。車両に搭載されたカメラがダッシュカムとして機能し、20秒間の動画シーケンスを記録する。事故が発生した場合には自動的に録画が開始されるが、手動での起動も可能である。
最大520kmの航続距離
トヨタは3種類の駆動バリエーションを用意する。ベースモデルでは前輪駆動を採用。スペック上は224hp、トルク268Nmとなる。航続距離は最大462kmとされ、これは77kWhのバッテリーによって実現される。このバッテリーは四輪駆動モデルのハイランダーにも使用される。ただし航続距離は最大434kmへと低下する。各車軸に1基ずつ配置された2基の電動モーターによって出力が増加するためだ。最高出力343hp、トルク438Nmが発揮される。

最上級モデルも同じ性能を持ち、当然ながら四輪駆動となる。ただしこちらでは約96kWhのより大きなバッテリーが採用される。トヨタによれば航続距離は最大515kmだという。
最大充電出力については、メーカーはまだ情報を公開していない。ただしバッテリーは約30分で10%から80%まで充電可能とされている。
市場投入は2026年中
新型電動ハイランダーは、2026年末に米国で発売される予定だ。価格についてはまだ発表されていない。ただし、前モデルのガソリン車ほど安価にはならないだろう。前モデルの米国での価格は、約3万8410ユーロ(約710万円)だった。
トヨタがこのモデルを再び欧州市場に投入する機会にもなるかもしれない。その場合、ライバルとなるのは「Kia EV9」のようなモデルである。
Text: Katharina Berndt
Photo: Toyota Motor Sales, USA

