【オークション特集②】歴史に残る名車「ジャガーEタイプ シリーズIII 2+2 V12」の落札価格は?
2026年3月14日
この1971年式の「ジャガーEタイプ シリーズIII 2+2 V12(Jaguar E-Type Series III 2+2 V12)」は、ネバダ州ラスベガスのFletcher Jones Import Centerで新車として販売された。最初のオーナーの家族のもとで約30年間保有された後、2020年2月にBring a Trailer(BaT)において、『Sports Car Market』の発行人であるKeith Martinが取得した。
販売準備の作業として、5.3リッターV12エンジンのカムカバーガスケットの交換、ドライバーズシートの張地の補修、さらにスタビライザーブッシュの交換が行われた。トランスミッションは3速オートマチックである。
この車は新車時、ペール・プリムローズ・イエローのボディにシナモンのインテリアという仕様で製造された。現在はFAST Fireball電子点火システム、15インチのデイトン製ワイヤーホイール、Koniショックアブソーバー、そしてR-134a冷媒に対応するよう変換されたエアコンが装備されている。
このEタイプは現在、BaTのローカルパートナーである販売ディーラーによる委託販売として出品された。ジャガー・ヘリテージ・トラスト証明書、オーナーズマニュアル、整備記録、そしてオレゴン州のクリーンタイトルが付属する。

工場出荷時、この車はペール・プリムローズ・イエローで仕上げられており、過去のオーナーによって再塗装が行われている。ラップアラウンド式のクロームバンパー、ルーバー付きクラムシェルフード、そして4本出しエキゾーストが装着されている。ロッカーパネル下部にはいくつかの傷みが見られる。

デイトン製15インチワイヤーホイールにはミシュランタイヤが装着され、Koniショックアブソーバーが取り付けられている。2026年1月の作業では、右後輪のホイールベアリングの調整、スタビライザーリンクの交換、およびスタビライザーブッシュの交換が行われた。

シナモンカラーのレザーがフロントのバケットシートとリアベンチシートを覆う。販売準備として、運転席側の張地の補修が行われた。エアコンシステムはR-134a冷媒に対応するよう改修されている。

レザー巻きステアリングの奥には、Smiths製160mphスピードメーターとタコメーターが配置され、補助メーターがダッシュボードに取り付けられている。5桁オドメーターは3万2000マイルを示しており、そのうち約1万マイルは現オーナーの所有期間中に追加された。

5.3リッターV12エンジンにはゼニス・ストロンバーグ製キャブレターが4基装備され、Fuel Air Spark TechnologyのFireball電子点火システムが取り付けられている。販売準備として、カムカバーガスケット、インテークプレナムガスケット、さらに各種バキュームラインおよび冷却ホースクランプが交換された。

エンジンには3速オートマチックトランスミッションとリミテッドスリップデファレンシャルが組み合わされている。

ジャガー・ダイムラー・ヘリテージ・トラスト証明書には、工場出荷時のボディカラー、ドライブトレイン番号、そして1971年6月の出荷日が記載されている。

このジャガーEタイプ シリーズIII 2+2 V12は、2026年3月6日に、50,250ドル(約800万円)で落札された。
動画:ジャガーEタイプ シリーズIII 2+2 V12
Text and photo: bringatrailer

