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【さよならA8?】アウディがこっそりとA8を生産終了にした 後継車はまだ発表されていないがシリーズ自体がなくなるわけではないらしい

2026年3月14日

アウディのラグジュアリーセダンがラインナップから姿を消した。A8はオンラインコンフィギュレーターから削除され、もはや新規注文はできない状態となっている。ただし後継モデルはまだ発表されていないし、モデルシリーズ自体が完全に消滅するわけではない。

インゴルシュタットに本拠を置くアウディ(Audi)は、フラッグシップセダンA8をひっそりとオンラインコンフィギュレーターから削除した。アウディの広報担当者は、ドイツでは2026年2月18日以降A8の新規注文ができなくなっていることをAUTO BILDに認めている。

とはいえ、まだ新車を入手するチャンスは残っている。ディーラーなどには在庫車がいくらか残っており販売可能だ。ただし正確な台数は不明。アウディによると、公式サイトに掲載されている在庫情報は毎日、場合によっては1時間単位で更新されているという。

現在販売終了となったD5世代は2017年末から市場に登場していた。約8年以上という比較的長いモデルライフを持ち、2021年にはフェイスリフトも受けている。

早ければ2026年にも後継のヒント?

モデル終了の一方で、明るいニュースもある。アウディの広報担当者は「後継モデルの可能性については、適切な時期に情報を提供する」と述べている。

現時点ではコンセプト、パワートレイン、登場時期などの詳細は明らかにされていないが、次世代モデルの最初のヒントは2026年中にも現れる可能性がある。

2021年には電動セダンのスタディも公開

アウディは以前掲げていた内燃機関の完全廃止方針を見直したため、次世代A8の方向性には複数の可能性がある。ハイブリッドになる可能性もあれば、完全電気自動車として登場する可能性もある。

2021年にはすでに、その電動版を示唆するコンセプトカー「Audi Grandsphere Concept」が公開されている。

2021年に公開された全長5.30メートルのAudi Grandsphere Conceptは、A8の電動後継モデルの可能性をすでに示していた。

120kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は800km以上という、全長5.30メートルのこのショーカーは、当時「80%が量産仕様に近い」と説明されていた。

V8エンジン存続の可能性も

一方で、アウディがフラッグシップモデルに大排気量V6やV8エンジンを残す可能性もある。ただし、その場合は電動化が前提となるだろう。参考例として挙げられるのが「ポルシェ パナメーラ ターボ S E-Hybrid(Porsche Panamera Turbo S E-Hybrid)」で、このモデルはV8エンジンと電気モーターを組み合わせ、782馬力を発揮する。これに対し、これまでのA8世代の最高出力は571馬力。つまり、パフォーマンス面ではまだ大きな向上余地があると言える。

Text: Katharina Berndt
Photo: AUDI AG