アネスト岩田レーシングはマシンを一新して「アネスト岩田ゲイナーレーシング」でSUPER GTの2026年シーズンを戦う
2026年3月7日
アネスト岩田がメインスポンサーをつとめる「アネスト岩田レーシング」は、昨シーズンから車両のメンテナンスを依頼しているGAINER(ゲイナー)との連携を強化し、「アネスト岩田ゲイナーレーシング(ANEST IWATA GAINER Racing)」のチーム名でSUPER GTの2026年シーズンに挑むと発表。
2023年の参戦から4シーズン目となる今年は車両製作に定評のある老舗チームGAINER(ゲイナー)とのタッグ強化が決定。

アネスト岩田本社で開かれた地域イベント「ブルーリンクフェス(BLUE LINK FES.)」でファンらを前に参戦体制発表を行われ、アネスト岩田が1926年(大正15年)の創業から100周年を迎える節目の年に、参戦4季目を迎える「Super GT」での飛躍を誓った。
マシンの変更とドライバーの交代
今年は日産の「フェアレディZ(RZ34)」をベースにゲイナーが製作したマシンで参戦する。
「レクサスRC F GT3」をベースとしたマシンから、今季は「フェアレディZ(RZ34)」をベースにゲイナーが自社製作した車両で参戦。タイヤは前年同様にヨコハマを使い、カーナンバーの「26番」も変わらない。
今季はAドライバーとしてチームに残った安田選手
ドライバーは前年から加わったベテランの安田裕信(ひろのぶ)選手(42歳)がAドライバーとして残り、新たにリ ジョンウ選手がBドライバーとして加入。

今季からBドライバーとして加わったジョンウ選手は、子供の頃から日本のレース界に憧れて大学時代の留学も含め15年以上にわたって日本語に触れてきたという。「この場にいることはすごく嬉しいが、感動だけで終わらないように頑張っていきたい」と話していた。
2023年のチーム創設時から3シーズンにわたってAドライバーをつとめてきたイゴール オオムラ フラガ選手は、GT500クラスのチームに移籍する。

マシン製作にも注力するゲイナー
GAINER(ゲイナー)との連携強化を象徴するように、今年はGAINER(ゲイナー)のチーム体制発表と記者会見もアネスト岩田本社で行われた。

レーシングチームとして1999年に誕生したゲイナーは、複数回の優勝経験を持つファクトリーで、昨シーズンはアネスト岩田レーシングが車両のメンテナンスを依頼していた。
2023年の参戦時からアネスト岩田レーシングの指揮をとる松浦佑亮(ゆうすけ)監督は、「車両の設計開発から2年を経て、ある程度形ができて熟成され、結果を残していくタイミング」といい、ニューマシンに期待を込めた。
また、安田選手は複数年にわたってゲイナーに所属してレースに参戦した経験があり、「こうしてパートナーシップが強力になったことは嬉しい」と話していた。
昨年まで総監督を務めたアネスト岩田の武田克己取締役は「今後は部活でいえば“顧問”のような存在かもしれません」と語り、続けて「ゲイナーは自社でマシンを製作するメーカーでもあり、当社もメーカーなのでリスペクトしている部分がある。互いに成長し合えるだろうとタッグを組むことになった」とコメントした。

SUPER GTの2026年シーズンは4月11日(土)・12日(日)の岡山国際サーキットから始まる。アネスト岩田の創業100周年という大きな節目に結果が残せるようチームの活躍に期待したい。
Text&Photo:アウトビルトジャパン

