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メルセデス・マイバッハ Sクラスの特別仕様車「Mercedes-Maybach S 680 V12 Edition」日本限定5台で発売

2026年3月4日

メルセデス・ベンツ日本合同会社は2026年3月3日、メルセデス・マイバッハ Sクラスの特別仕様車「Mercedes-Maybach S 680 V12 Edition」を発表した。全国限定5台(世界限定50台)で、注文受付は正規販売店ネットワークを通じて開始。メーカー希望小売価格は5,399万円(税込)。納車は2026年3月以降を予定している。

本モデルは、1920年代から続くマイバッハのヘリテージと現代の最新テクノロジーを融合させた記念的な一台。V12エンジンの伝統とクラフトマンシップを現代に継承する極めて希少なコレクターズモデルとなる。

伝説の「マイバッハ・ツェッペリン」へのオマージュ

デザインテーマの源流は1930年代初頭に登場したV12搭載モデル「マイバッハ・ツェッペリン」。当時としては異例の7.0L/8.0L V12を搭載し、最大200PS、最高速170km/hを誇った伝説的存在である。今回のS 680 V12 Editionでは、その象徴的モデルへの敬意を込め、「12」のモチーフを内外装各所に採用。Cピラーには24金仕上げのインレイを用いた専用バッジを装着し、フードオーナメントに着想を得た“12”のメダルを組み合わせるなど、ヘリテージを強く意識した仕立てとなっている。

「Mercedes-Maybach S 680 V12 Edition」は伝説の「マイバッハ・ツェッペリン」へのオマージュ。

専用ツートーンと10日間を要する塗装工程

エクステリア最大の特徴は、本モデル専用のツートーンペイント。ボディ下部にオブシディアンブラック(メタリック)、上部にMANUFAKTURオリーブ(メタリック)を組み合わせる。伝説のツェッペリンを想起させるクラシカルな配色だ。さらにピンストライプにはハイテックシルバー(メタリック)を採用。塗装工程には最大10日間を要し、通常のツートーン仕上げの約2倍の時間をかけるという。足元には外装色同色仕上げの20インチ鍛造マイバッハホイールを装着し、統一感を高めた。

MANUFAKTURが演出する特別な室内空間

インテリアはMANUFAKTURサドルブラウン/ブラックのナッパレザーを基調とし、ルーフライナーやステアリングも同素材で統一。センターコンソールには「1 of 50」の刻印入り専用バッジを備え、世界50台のうちの1台であることを明示する。

後席は左右独立シートと格納式テーブルを備え、ファーストクラスパッケージを標準装備。さらにクーリングボックスやBurmester®ハイエンド4Dサラウンドサウンドシステムも標準化され、ショーファードリブンとしての快適性を徹底的に高めている。

限定アクセサリーとして、同色ナッパレザー仕立てのキーギフトボックスやキーリング、専用シャンパングラスも付属する。

6.0L V 12ツインターボ+4MATIC

パワートレインは通常のS 680と同じ6.0L V 12ツインターボ「M279」を搭載。最高出力612PS(450kW)、最大トルク900Nmを発生する。トランスミッションは9G-TRONIC、駆動方式は4MATIC。圧倒的トルクを低回転域から発揮し、静粛かつ余裕ある走行を実現する。

140周年とV 12の集大成

2026年はメルセデス・ベンツの“140 Years of Innovation”を掲げるアニバーサリーイヤーでもある。本モデルは、その節目にふさわしいV12の象徴的存在と言えるだろう。

センターコンソールをはじめCピラーなど随所に特別な装飾が施される。

電動化が進む現代において、純12気筒エンジンを搭載するマイバッハは極めて希少な存在だ。伝統のクラフトマンシップと現代最高峰の技術を融合させたS 680 V12 Editionは、ブランドの歴史と未来を同時に体現する、まさに特別な1台である。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:メルセデス・ベンツ日本