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【レストモッド】これは完璧なシューティングブレークなのか?「Norrsken(ノルスケン) P1800 ES」は“白雪姫の棺”ボルボ P1800 SEのレストモッドだ

2026年3月3日

ボルボがP1800 ESを生産した期間はわずかだった―ノルスケン P1800 ES(Norrsken P1800 ES)は、そのアイコニックなデザインを現代に蘇らせている。

1960年代初頭、ボルボは、それまでセダンとステーションワゴンが中心だったモデルラインアップに、繊細なクーペ「P1800」を追加した。1971年には、その「P1800 ES」をベースとしたスペクタクルなシューティングブレークが登場する。

有名な「白雪姫の棺(Snow White’s Coffin)」は、わずか3年足らずしか生産されなかった―そして今、そのアイコニックなデザインが復活しようとしている。

Volvo自身にはP1800 ESを復活させる計画はないが、オランダのレストモッド・デザイン企業であるオートフォーム(Autoforma)がこのクラシックモデルを引き受け、現代へとアップデートした。

「ノルスケン P1800 ES(Norrsken P1800 ES)」は3つのバージョンが用意され、まず大胆な「フォワード ファッショニスタ(Forward Fashionista)」がデビューする。続いて「ヘリテージ ヘブン(Heritage Heaven)」と「モダン マーベル(Modern Marvel)」の2仕様が投入される予定だ。

カーボンファイバー製パーツと標準LEDライト

バンパーはアンスラサイト、シルバー、クロームから選択可能で、フロントマスクは刷新された。カーボンファイバー製ホイールアーチエクステンション、フロントスポイラー、そして一体型ルーフスポイラーも装備される。

フロントおよびリアのLEDライトは標準装備。さらに、2種類の鍛造ホイールデザイン、オプションのルーフラック、そして幅広いカスタムペイント仕上げが用意されている。

「白雪姫の棺」としても知られるVolvo P1800 ESは、とりわけ大きく、低く傾斜したリアウインドウによって特徴づけられている。

インテリアには、新たに張り替えられたダッシュボード、再設計されたシートおよびドアパネルを採用。さらに、ダッシュボードから後席間まで伸びる新設計のセンターコンソールが備わる。オートフォーム(Autoforma)は、内装のカラーや素材に完璧にマッチする特注ラゲッジセットもオプションで用意している。

ボンネットの下には、ターボチャージャー付きのボルボ製T5直列5気筒エンジンを搭載し、改良型ギアボックスと組み合わせる。加えて、冷却性能を高めたブレーキシステム、よりダイレクトなステアリングレシオ、そしてトレッドを拡大したシャシージオメトリーの改良も施されている。

現時点では、インテリアはデザインスケッチのみが公開されており、ダッシュボードおよびドアパネルは再設計されている。

年間わずか5台の生産

オートフォーム(Autoforma)は具体的な総生産台数については明らかにしていない。しかし、年間生産台数はわずか5台が予定されている。ベースとなるオリジナルの「白雪姫の棺」こと「ボルボ P1800 ES」は、短い生産期間にもかかわらず約8,000台がラインオフした。

このレストモッドのベース価格は、およそ30万ユーロ(約5500万円)に設定されている。

Text:Sebastian Friemel
Photo:Autoforma