【このジムニーなんぼ?】マジか・・・中古の「スズキ ジムニー」がこんなにするの?ひょえー!
2026年2月26日
ドイツの中古車情報:スズキ ジムニー(Suzuki Jimny)は、もはや良好なコンディションで市場に出てくること自体が稀になっている。しかし今なお、状態が良く、しかも法外ではない価格で手に入る個体がわずかに存在する。
クルマによっては、単に“お買い得”かどうかが問題なのではない。そもそも希少なモデルを入手できるかどうか――そこに価値がある。これは限定生産のスポーツカーに限った話ではない。2019年、ジムニーファンもまた、この“望まぬ独占状態”を体験することになった。2代目ジムニー(現行型)の発売直後から、需要が供給を大きく上回っていることが明らかになり、中古車相場は時に常軌を逸した高騰を見せた。
さらに2024年、欧州市場でのジムニー販売は完全に終了。これが需要をいっそう押し上げた。現在もAUTO BILD中古車マーケットには、無改造・低走行・極上コンディションの個体がわずかながら掲載されている。しかし生産終了が迫る今、ジムニー愛好家は急ぐべきだ。供給が細れば細るほど、価格はより速いペースで上昇する。
スタイリッシュな実用車としてのジムニー
日本製オフローダー「スズキ ジムニー」の第2世代(現行型)は、発売から最初の2年間は通常の乗用車として販売されていた。しかし車両のCO₂排出量が問題となり、スズキは対応を迫られる。解決策は明快だった。2021年末以降、「ジムニー」は2座・後部に仕切りを設けた商用車仕様として販売されたのである。パワーユニットは変わらず、1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン(102ps)を搭載する。

走行距離1万km未満という稀少な保存状態の1台が、ラインラント=プファルツ州ブロイニヒヴァイラーのAutohaus Holzmannで現在販売中だ。この商用仕様ジムニーは中古車で、初度登録は2023年11月。ディーラーの写真が示す通り、車両状態は極めて良好だ。走行距離はわずか9,950kmにとどまる。
このアイコニックなオフローダーは、長年にわたり顧客が評価してきた要素をすべて備える。大径ボタンとロータリースイッチを備えた明快かつ実用的なコックピットに加え、本格的なオフロード装備を完備。ヨコハマ製オールテレーンタイヤ、アンダーボディプロテクション、ホイールアーチのマッドフラップ、そして副変速機付き4WDシステムを搭載する。何と言っても、布張りのシートにはシートヒーターが装備されているのだ。
新車注文時の価格は約27,000ユーロ(約500万円)。その後、相場は一時1万ユーロ(約185万円)上乗せで評価されるケースもあった。今回の個体は、2029年11月までの保証付きで32,490ユーロ(約600万円)という妥当な価格で販売されている。唯一の弱点は助手席ドアの小さな擦り傷だ。購入希望者は必ず現車確認を行うべきだろう。もっとも、今後このジムニーを日常的にオフロードで使うのであれば、この程度の瑕疵はほとんど問題にならないはずだ。






Text: Jens Borkum
Photo: Holzmann Car Dealership

