【面白ネタ】道路と水上を走るポルシェの電動パワー 電動スポーツボート「フラウシャー 790スペクター」と海からインスピレーションを得た「マカン」のデザインスタディ
2026年2月18日
ポルシェとフラウシャー(Frauscher):道路と水上を走るポルシェの電動パワー。 ポルシェとフラウシャーは、パートナーシップをさらに深めている。新しい電動スポーツボート「790スペクター(Spectre)」と、海からインスピレーションを得たマカンのデザインスタディだ。
ポルシェがボートに関心を寄せるのは今回が初めてではない。以前ドイツのスポーツカーブランドは、オーストリアのボートメーカー、「フラウシャー」と共同で、高速の電動スポーツボートを開発したことがある。
デュッセルドルフで最近開催された「boot」見本市では、ポルシェとフラウシャーのパートナーシップが、「790スペクター」という新しい電動スポーツボートと、海軍からインスピレーションを得たユニークな「マカン」コンセプトで再び注目を集めた。
もちろん、「マカン ターボ コンセプト ラーゴ(Lago)」は水に浮くモデルではない。その代わりに、このSUVは、いくつかの印象的な航海デザインのアイデアやトリムを採用している。その一方で、フラウシャー社のボートには、「マカン」の電動モーターとバッテリーパックが搭載されている。
このスポーツボートは、800ボルトのバッテリーとリヤアクスルモーターを含む、「マカン」専用の電動アーキテクチャーを中心に開発された。更に、ポルシェのカスタマイズプログラム、「PTS(Paint to Sample)」による11層の特別塗装が施されている。

インテリアにも、この相互の関連性が一貫して反映されている。たとえば、「フラウシャー790スペクター」のスタートボタンは、ポルシェのスポーツカーのスタイルに倣って、ステアリングホイールの左側に配置されている。また、ステアリングホイール自体や、ポルシェ特有のグラフィックが施された5つの丸型計器も、ツッフェンハウゼンのスポーティなDNAを彷彿とさせる。
マカン ターボ コンセプト ラーゴの天然木製フロア
その一方で、「マカン」にもスポーツボートの影響が見られる。その一部は、スポーツカーメーカーが提供する特別オプションプログラムによるものだ。フロントトランクとリヤトランクは、ヨットスタイルの本物の木材で覆われている。実用性は必ずしも高くはないものの、間違いなく印象的な仕上がりとなっている。

さらに、このSUVには、スポーツクロノパッケージのダッシュボード中央にある時計の代わりにコンパスが搭載されるなど、その他の海洋的な要素も取り入れられている。
ただし、この「マカン」は購入できない。「コンセプト ラーゴ」は現時点ではデザインスタディだ。一方、「マカン」の技術を採用したフラウシャー社のボート「790スペクター(Spectre)」は、608,685ユーロ(約1億1,443万円)という高価格ながら購入可能だ。
Text: Sebastian Friemel
Photo: Porsche

