スクープ! メルセデスCクラス エステートを捉えた!

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今年デビューするメルセデス・ベンツ新型Cクラスのステーションワゴンの最新情報をスクープ写真とともにお届け

次期型メルセデスCクラス エステート、カモフラージュをほとんど施さないプロトタイプとして路上に現れ、スクープされる! 新型「Cクラス エステート」は、トランクスペースの大型化やフルデジタルコックピットなど、様々ジャンルでドライブ&パフォーマンスアップが期待されている。スクープ写真とともに第一報をお届け!

メルセデス新型Cクラス(W206)にも、もちろんステーションワゴンが登場する。
我々は、雪の中の試乗テストをおこなう軽いカモフラージュを施したステーションワゴンのプロトタイプモデルをキャッチすることに成功した。
そのプロトタイプはフロントとリアのみマスクで覆われていた。
エステートはセダンと同様の変更を受けることが予想される。

リアでは、新たに2分割されたテールライトが目立つ。
また、ホイールベースがやや長くなることも予想され、それによりリアシートのスペース拡大が期待できる。

新型Sクラスのようなデジタルインテリア

ラゲッジコンパートメントについては530リットルが検討されており、これは前モデルよりもなんと70リットルも多いキャパシティだ。
はまた、より高い車高、全輪駆動、エアサスペンションを備えた「オールテレイン(全地形)」バージョンも新しく追加される予定で、アウディA4オールロードと競合する可能性がある。
インテリアは、EQSのスタディモデルと新しいSクラスから多くを採り入れ、完全にデジタル化されると伝えられている。
したがって、大型タッチスクリーンは、ボタンを備えたセンターコンソールに取って代わることになる。

リアには多くの雪が貼り付いていて関してはあまり見ることができない。ただし、スプリットテールライトは備わっているようだ。

エンジンとプレミア

パワートレーンの面では、内燃機関はすべて電動化される可能性が高い。
これは4気筒モデルにも当てはまる。
電気モーターは、ガソリンエンジンに15kWの出力と180Nmの追加トルクを追加し、ディーゼルエンジンにはさらに200Nmを追加すると言われている。
新開発のバッテリーのおかげで約70キロの純粋に電気のみでの航続距離を持っていると噂される、様々なプラグインハイブリッドのバリエーションが用意される模様だ。
新型メルセデスCクラス エステートは、おそらくセダンの直後、2021年中に発表されると予想される。

セダン同様、ステーションワゴンの燃焼ユニットはすべて一部電動化されている可能性が高い。
インテリアは完全にデジタル化され、EQS研究と新型Sクラスに基づいていると報じられている。大型タッチスクリーンは、ボタンを備えたセンターコンソールの代わりとなる(写真は新型Sクラス)。
Photo: Daimler AG

いよいよ今年はメルセデスCクラスがフルモデルチェンジされる。その内容は今まで通りの「先に発表されたSクラスのイメージとテクノロジーを引き継ぎ、そのイメージを活かした小型車」という方向で、今までスクープされたセダンをそのままワゴンに発展させるとこういう形になる、という予想を裏切らないモデルとなるはずである。
今回注目すべきは、オールテレインのモデルが追加されるという予想で、これはすでにメルセデスベンツEクラスにオールテレインモデルがあるし、なかなかの需要があるのでCクラスにも、というこちらも常套手段での投入となる。
やはり現在は普通のワゴンモデルよりも、SUV風味のクロスオーバーのほうが市場で人気が高いということの現れだともいえるが、そういうマーケティングの隙のなさも、最近のメルセデスの強みなのである。

今年には必ず発表されるメルセデスCクラス。Sクラスのようなハイソ向けではなく、がんばれば手に入れることのできる中間層向けのメルセデスで、その完成度や発展の度合いがもっとも気になる一台である。

Text: Peter R. Fischer
加筆:大林晃平
Photo: Carpix