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【このNSXなんぼ?】「アベンジャーズ」に登場した「アキュラ NSX」がオークションに!その収益は慈善団体に寄付される

2026年1月30日

『アベンジャーズ』に登場したトニー スタークのアキュラ NSXは、まさに壮麗な一台だ。いま、この唯一無二のアキュラ NSXがオークションに出品される。マーベルファンにとっては夢のような存在である。

アベンジャーズ、そしてアイアンマン/トニー スタークのファンに告ぐ。自動車史と映画史が交差する特別な一台が、再び脚光を浴びようとしている。2012年のマーベル大作映画『アベンジャーズ』で、トニー スターク(別名アイアンマン)の愛車として登場した唯一無二の「アキュラ NSX ロードスター」が、10年以上ぶりに公の場に姿を現し、しかも現在、販売に出されているのだ。

ハリウッドを制する以前から、「アキュラ NSX」は特別な存在だった。1990年代初頭、ホンダ(米国ではアキュラ)は、フェラーリやポルシェに対抗することを目的としたミッドシップスポーツカー、NSXを投入した。このクーペは、主要構造にアルミニウムを採用した初の日本車でもある。

アキュラ NSX:日本のスポーツカー・アイコン

このシャシーには、最高280psを発生するV6エンジンが組み合わされ、電動調整式シートやオートマチックトランスミッションといった日常性、さらにはパワーステアリングによる安定したハンドリングを備えていた。NSXは瞬く間に「気取らないスーパーカー」という評価を確立した。初代モデルは1990年から2005年まで(フェイスリフトを含む)生産され、その後、より現代的なハイブリッド仕様の第2世代が登場している。

『アベンジャーズ』では、俳優ロバート ダウニーJr.が、このダークレッドのアキュラ NSX ロードスターで登場した。

トニー スタークのために特別に製作

『アベンジャーズ』のNSXは市販車ではなく、真のワンオフモデルである。映画のために、1991年式の初代NSXが大規模に改造され、ロードスター化された。なお、NSXがメーカー純正でオープンモデルとして販売されたことは一度もない。

インテリアは基本的に手が加えられていない。後に2座席のみが追加された。

ボディは、レジンとファイバーグラスを手作業で組み合わせて成形され、アイアンマンの象徴的なアーマーに合わせたダークレッドで塗装されている。ローダウンサスペンション、18インチホイール、スポーツシートを備えた若干のインテリア変更により、スクリーン上での存在感は十分なものとなった。車両自体は技術的には走行可能な状態を保っていたが、映画の中では主に、トニー スタークのハイテクなライフスタイルを象徴するスタイリッシュなアクセサリーとして使われていた。

いよいよオークションへ

モントレー カー ウィーク2025での展示を経て、この“スタークNSX”は2026年のサンダンス映画祭でも一般公開され、その後オークションにかけられる予定だ。落札金額は、購入者が選ぶ慈善団体に寄付される。コレクターにとって、これは二度と訪れない希少な機会である。マーベルの歴史、映画史、そして本物のNSXのDNAを併せ持つスーパーカー。その価値が最終的にいくらになるのかは、最高額を提示する入札者のみが知ることになる。

Text: Nele Klein
Photo: Acura