ゆるゆるっとジムニー改善計画 第2弾 “オプカン”「TOYO TIRES OPEN COUNTRY A/T III」履きました!
2026年1月26日
スズキ ジムニーをもっと楽しく普段使いする:アウトビルトジャパンスタッフが所有する“素のジムニー(JB64)”をデイリーユースに適した状態へモディファイする企画。第2弾は走りとファッションを両立するタイヤ「オプカン」に交換です。
この夏にAPIOでECUチューンを受け、各段にエンジンが軽く回るようになったJB64ジムニー(4AT)だが、気温も下がりエアコンを使う必要がなくなり、コンプレッサーを回さない状況で走ることが可能な時期になると、さらに良い感じに走行できるようになった。
ジムニーJB64に乗るすべての人にお薦めしたい APIOの「トツゲキECU」を試す その1
https://autobild.jp/58280/
一言で言えばとにかく軽快。なんとも気持ち良く毎日接することができる。と抽象的なインプレッション表現ではいけないのかもしれないが、とにかくストレスフリー(!)ジムニーの楽しさ倍増である。そもそもAPIOが狙ったECUチューニングはそういう方向なのだ。普段、街中を中心に使い、たまに遠出をする、という形の使用条件では文句のつけようもない。
気温が下がってエアコンを使わなくなったことで燃費が向上。リッター13~14kmを記録することが多い。もちろんハイブリッドシステムを持つ他車からすれば失格な数値なのかもしれないが、そもそもジムニーなんていうのはそういう方向の自動車ではないし、嫌なら乗らなければ良い「ライフスタイルライフ商品なので、個人的には納得できる数値といえる。

さて、そんなほぼ街中でゆるゆるっと乗っているJB64ジムニーだが、APIOのECUチューン「トツゲキECU」をインストールするまでは「どノーマル」で、追加したのはドリンクホルダーとドライブレコーダー、ETCだけ、という徹底ぶりだった(笑)。個人的には自動車の後付けパーツや改造は好まない性格なのでこのまま行こうとも思っていたが、冬にもなったしタイヤだけはスタッドレス、あるいはオールシーズンタイヤに履き替えようかと思いたったのである。
いろいろ物色した結果、僕の生活圏(神奈川県)では無用の長物になりかねないスタッドレスタイヤに履き替えることは断念し、たまに八ヶ岳方面(つまり豪雪地帯ではない)に行った時や、年に数回遭遇するかもしれない横浜の大雪(雪国の方からしたら失笑モノ)に対応できる程度の性能を持っていることを条件として考えた。
いろいろと考慮した結果、TOYO TIRESの「OPEN COUNTRY A/T III(オープンカントリーA/T Ⅲ)」を選択。おしゃれなホワイトレターのモデルをチョイスした。


さらにホワイトレターのタイヤという洒落たチョイス(苦笑)に合わせるべく、ホイールもホワイトにしちゃおうとインターネットで検索した結果、新品で4本44,000円という物件を発見。ノーブランドだし、中国製の安物だからいろいろ信頼性などでも不満不安方向のコメントを見かけたのだが、実際に自腹を切ってそういうものを買って代理体験するのも皆様の参考になるかと思い、ポチってみた次第である。

さてジムニーに標準装備していたのはブリヂストンタイヤのデューラーでサイズは175/80R16。現在のジムニーの前に所有していた初期のJB64のタイヤも同銘柄で、まあ言ってみればごく普通のタイヤなのだが街乗りでは乗り心地も操安性も燃費も文句はなく、雪さえ降らなければこれでいいや、という感じの平均点の高いものである。

今回TOYO TIRESの「OPEN COUNTRY A/T III」に履き替えることで心配だったのは、そういった偏差値の高いバランスが崩れて、ロードノイズが高いとか、乗り心地がわるくなったりで、やせ我慢を強いられたりしたら嫌だなという点に尽きるのだが、結論から言ってしまえばそういうことは一切ない。ちなみに履き替えたサイズも、オリジナルと全く同じ175/80R16である。

知ってました?ホワイトレターは白い塗料をスタンプしただけではありません。青い保護剤の拭き取り方は、サイドウォール全体に水またはぬるま湯をかけて、スポンジやウエスで擦り取るだけ。高圧洗浄機はタイヤを傷つける可能性があるので注意が必要。メンテナンスも含めてTOYO TIRESのWEBサイトにPDFが掲載されているので参考にしてください。
https://www.toyotires.jp/support/pdf/whiteletter.pdf
もちろん詳細に違いを検証すれば、ごついブロックパターンのオフロードタイヤのようなトレッドデザインということもあり、ロードノイズは若干大きくなっていると感じるし、乗り心地も操安性ももちろん履き替える前のブリヂストンのデューラーとは異なる(当たり前だ)。だがそれが日常の使用で困る変化かと言えば、正直そういうことはなく、剛性の高いサイドウォールがオンロードでのハンドリング性能を高めていることを感じるし、オールテレインだからと身構える必要はまったくない。燃費も正直に書くが誤差の範囲の変化しか現時点では感じられないので快適に付き合うことができている。

つまり格好いいルックスにひかれて「OPEN COUNTRY A/T III」に履き替えたとしても、困ることはないし、がっかりする点は皆無といえる。まだ悪路や雪上に行く機会はないが、オンロードにおいては「OPEN COUNTRY A/T III」に履き替えたことで感じた不満点はない。

さて、せっかくオールテレインのタイヤも履いたことだし、次回はオフロードを走った感想を書いてみたい。とにかく今のところはタイヤとホイールを履き替えて、ちょっと雰囲気の変わったJB64に大満足だ。街中でオープンカントリーを履いた同志を見かけるたびに「オプカンは良い選択でしたよねぇ」と声をかけたい気持ちである。
TOYO TIRES OPEN COUNTRY A/T III:https://www.toyotires.jp/product/opat3
Text&Photo:大林晃平

