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完璧とはこういうもの?電気自動車メルセデスCLAがテストで高い評価を獲得!新型メルセデスCLA 250+の最初のテスト&レポート!

2026年1月21日

メルセデスCLA 250+(Mercedes-Benz CLA 250+):電EQの文字がどこにもない気自動車のメルセデスCLAを徹底テスト。ハイクオリティなネットワーク、充実した充電、そして洗練された走行性能を備えたとされる新しいメルセデスCLAの評価やいかに。

この真新しい電動セダンは、かなり優秀だ!電気自動車仕様の「CLA」が同クラスの他車種と比べてどのような位置付けにあるかを、いくつかの「比較」で解説しよう。

価格は、典型的なメルセデス

最初の例:792kmの純電動走行距離 – これは、かつて118馬力のメルセデス「190 E」では決して達成できなかったことだ。あるいは、800ボルトという、パチパチと音を立てるほど強力な電圧 – ベルリンのSバーン(電車)は、同じ電圧で街中を疾走している。さらに、320kWの充電能力 – 充電ケーブルでこれほどの電力を供給できる「テスラ」は1台もない。

メルセデスCLA 250+のベース価格は55,859ユーロ(約994万円)だ。テストの価格は66,516ユーロ(約1,183万円)と「非常に高価。

もうひとつの例を挙げれば、0−100km/h加速は6.7秒。これ以上のパワーを求める必要はないだろう。そして最後に、「250」というメルセデスの数値コードは、かつては少なくともミドルクラスを意味していた。実際、その名にふさわしく、「CLA 250+」の価格は最低でも55,859ユーロ(約994万円)からとなり、もはやコンパクトクラスの枠を容易に超えている。これら電動CLAの卓越した特徴をひと言で総括するなら、「マイルストーン」だ。おめでとう、メルセデス!

スマートフォンのような操作性

しかし、それだけでは私たちにとって十分ではない。評価はポイント制と総合評価で示す。CLAは、その驚くほど高度で知的なコネクティビティにより、すでに最高評価を獲得している。メルセデスはこのデジタル基盤を「メルセデス オペレーティング システム(Mercedes Operating System)」と呼び、第4世代MBUXに加え、AI(ChatGPT)を介したコネクティビティも含まれている。

タッチとスワイプ:CLAには、MB.OSに基づくAIサポートの操作コンセプトが搭載されている。これは、第4世代のMBUXシステムだ。

Googleの各種機能や、きわめて高性能なインテリジェントバーチャルアシスタントもすべて統合されている。表示系は巨大なタッチスクリーンに集約され、ドライバーや同乗者はスマートフォンと同様に、アプリや機能をスワイプで切り替え、指でタップする、あるいは音声操作によって各システムを起動できる。

これは原則として論理的だが、(音声コマンドを除く)ある程度の慣れと長い腕が必要となる。巨大な画面の右半分にあるアイコンにアクセスするには、座席から立ち上がるように腕を伸ばす必要がある。ステアリングホイールのスポークにある、触感の良くない小さな「スワイプボタン」は、他のモデルでもおなじみのものだ。しかし、新しい「CLA」では、これらのボタンはさらに敏感になり、操作が難しくなっているように感じる。

テクニカルデータメルセデス・ベンツ CLA 250+
モーター永久磁石同期モーター
最高出力200 kW (272馬力)
最大トルク335Nm
最高速度210km/h
トランスミッション2速
駆動後輪駆動
タイヤサイズ(F-R)225/45–255/40 R 18
タイヤ銘柄ミシュラン パイロットスポーツ5
航続距離(WLTP)711km
電力消費13.8kWh/100km
バッテリータイプリチウムイオン
バッテリー容量85kWh
AC/DC充電能力11 (22optional)/320kW
充電時間(10-80%;DC充電)22分
トランク容量405L (フロント101L)
全長/全幅/全高4723/1855/1468mm
ホイールベース2790mm
ベース価格55,859ユーロ(約994万円)
テスト車価格66,516ユーロ(約1,183万円)

小さな癖のある音声操作

その一方で、運転支援システム(ほぼ自動運転モードまで)は、非常に繊細に動作し、ほとんど指示を出さず、我々のテストではエラーも発生しなかった。最高のカメラサポート(サイドミラーハウジングに2つのレンズが搭載)のおかげで、正確な駐車支援システムは実際には必要ないが、このシステムは、非常に軽やかに車を駐車スペースに収めてくれる。

新しい「MBUX」システムの小さな癖:ランバーサポートの調整を音声で依頼すると、「CLA」は「通常」ボタンがどこにあるかを教えてくれ、計算問題には「おおよそ」という表現を追加して答えてくれる。大したことではないが、このような最新のソフトウェアパッケージとしては、やや不親切な印象を受ける。

後部座席のスペースはやや狭い

ここで、「CLA」の実用的な品質についてご説明しよう。特に優れた特徴は見当たらなかった。フロントには十分なスペースがあるが、リアは明らかに狭くなっている。リアシートに乗り込むには、不格好な姿勢をとらなければならない。リアドアの窓は半分しか閉まらず、2列目の乗客は、角張った形状のドリンクホルダーが邪魔で、不快なセンターアームレストに寄りかかる必要がある。

CLAの後部座席のスペースは膝の前が狭く、さらに乗り込みも簡単ではないため、体を曲げて乗り込む必要がある。

さらに、後部座席の背もたれは折りたたむことができず、荷室の容量はわずか405リットル、積載量は464kgと、せいぜい平均的と評価する。とはいえ、フロントには、充電ケーブルを収納できる深いコンパートメントが用意されている。このぴったりとフィットした収納スペースは、さらに100リットルの荷物を収納できる。大きなパノラマガラスルーフ(すべてのCLAに標準装備)は、多くの光を取り込むが、わずかな着色以外には、遮光機能はない。

500km以上のテスト航続距離

不満はこれくらいにしておこう。「250+」でより重要なのは、その電気的な性能が、そのネットワーク性能と同等に高いレベルにあることだ。テスト車両は、約束されていた792kmの航続距離(ベースモデル250+のカタログ値)を、我々のテストでは達成できなかったが、それには理由がある。まず、タイヤが重要な要素だ。テスト車両には、エネルギー消費量の多いスポーツタイヤ(ミシュラン パイロット スポーツ5)が装着されていた。「250+」専用に調整された低転がり抵抗タイヤを使用した場合のみ、メーカー公表の航続距離を達成することが可能だった。

非常に良好:テスト平均では、CLA 250+は17.8kWh/100kmを消費した。これは508kmの航続距離に相当する。

さらに、追加装備(AMG Line)の重量も影響している。工場公称値よりも約70kg多い重量を測定した。つまり、「CLA」のエネルギー消費量は100kmあたり17.8kWh(公称値13.8kWhではなく)となる。これにより、「実際の」航続距離は508kmとなる。ゆっくり走行すれば、さらに走行距離を伸ばすことができる。穏やかな運転では13.9kWhとなり、これは約600kmの航続距離に相当する。

急速充電器:最適な状況では、メルセデスCLA 250+はわずか22分でバッテリーを10%から80%まで充電する。これは旅行に十分な容量だ。

CLAの急速充電性能は、高い許容電流値によるものだ。800Vシステムで最大320kWの充電出力に対応し、容量85kWhと比較的大型のバッテリーを搭載しながらも、充電時間は実用的な22分に短縮されている。ヒートポンプや、バッテリーのプレコンディショニングを含むインテリジェントなルートプランニングは標準装備。この点において、CLAは現時点で最もロングドライブに適した電気自動車のひとつと評価できる。

特に、乗り心地も申し分ない。十分な静粛性を保ちながら走行し、高速走行時(電子制御により最高速度210km/h)でも、風切り音は車内にほとんど入ってこない。ただし、幅の広いタイヤは、あらゆる速度域でかなりのロードノイズをもたらす。全体としては、空力的に滑らかなボディ(残念ながら、実用性に欠ける格納式のドアハンドルも含まれる)と優れた防音性が、非常に良い効果を発揮している。

重量があるにもかかわらず扱いやすい

同時に、このクルマは非常に完成度の高いサスペンションを備え、荒れた路面に対しても十分な余裕を持つ。18インチタイヤを装着しながらも転がりは滑らかで、優れたクッション性と、しっかりと形作られたサイドボルスターによる強力な横方向のホールド性により、シートの快適性は一級品だ。

走行時の重さ:CLA 250+の重量は2,046kgだ。しかし、その走りからは2トンオーバーであることを感じさせない。この車は扱いやすくアクティブだ。

走行性能について、さらに少し説明しよう。約2トンの乾燥重量にもかかわらず、「CLA」は扱いやすく、アクティブな走りを実現している。ステアリングは、中央付近ではややぼんやりとした反応だが、軽くハンドルを切ると、快適な感度とダイレクトな反応を発揮し、高速走行でも慌ただしい反応は見られない。回避性能は、テレパシーのように反応するESPによっても制御されており、低重心と優れたバランスにより完璧であると評価できる。

さらに、電動モーター特有の、瞬発力があり、特にパワフルな加速性能も備わっている。最高速度まで、「CLA」は、2速へのシフトチェンジ時に、100km/hをわずかに超えたところで、わずかなショックとして感じられるシフトの遅れがある以外は、非常にリニアで持続的な加速力を発揮する。

総合評価::メルセデス CLA 250+

カテゴリー評価ポイント
ボディこのクラスとしては非常に広いフロントスペース、狭いリアスペース、後部座席への乗り込みが難しい。5点満点中3.5点
駆動システムパワフルで静粛性が高く、2速ギア(負荷時のシフトパース)、優れた充電技術、最高の回生ブレーキ。5点満点中4.5点
走行ダイナミクス機敏な走行感覚、低い重心、優れたESP調整、ステアリング感覚は最適ではない。5点満点中4点
コネクテッドカーマルチメディアとアシスタント機能は最高レベル、一部の機能はオプションのみ。5点満点
環境性能2トンの乾燥重量を持つ豪華なサイズの車、外部騒音が少ない。5点満点中4点
快適性能非常に優れたサスペンション、快適なフロントシート、高水準の装備。注意をそらす操作コンセプト。5点満点中4点
コスト購入価格は高額だが、価値は安定している。保証期間は2年、車検は2年に1度。5点満点中2.5点
5点=非常に良い、4点=良い、3点=満足、2点=十分、1点=不十分

このコンパクトな電気自動車は信頼性と効率性も兼ね備えている。100km/hから完全停止まで33mという、優れた数値を記録した。

結論:
「メルセデス CLA 250+」は、ほぼすべての点で完璧な性能を発揮する。非常にモダンで、安全かつ快適な車だ。電気的な性能は最高で、非常に優れているのは、高い充電能力だ。
AUTO BILDテスト評価:1.6

フォトギャラリー:新型メルセデスCLA 250+の初テスト

Text: Berend Sanders and Jan Horn
Photo: Christoph Börries / AUTO BILD