【このプリウスなんぼ？】走行距離12,880kmのトヨタプリウスPHEVのこの値段はヨーロッパではお買い得だそうだ　うーん悩ましい

2025年12月13日

ドイツの中古車情報：トヨタプリウス。15,000ユーロ（約270万円）の節約。トヨタプリウスの最新モデルは、大幅な価値下落により、新車価格よりもかなり安い価格で購入できる。

1990年代の終わり、トヨタは「プリウス」で革命を起こした。当初、ハイブリッド駆動の最初の量産車は多くの人々から嘲笑されたが、遅くとも第2世代になると、「プリウス」はより環境に配慮したモビリティの象徴となった。2023年以降、「プリウス」は第5世代が販売されているが初期モデルは、すでに中古車として入手可能であり、驚くほど大幅な値引きが適用されている。

このお得な価格は当然のことではない。その理由としては、多くの「プリウス」ドライバーが忠実で、高齢になるまで車両を所有し続けること、また、この国では年間わずか数百台しか登録されていないことが挙げられる。そのため、現在の中古車市場での供給も限られている。約150台の中古プリウスのうち、約40台が現在の第5世代モデルだ。

プラグインハイブリッド、223馬力のプリウス

以前は、フルハイブリッドの「プリウス」が販売されていたが、現在のこの日本車は、ヨーロッパではプラグインハイブリッドとしてのみ販売されている。このモデルは、2リッターのガソリンエンジンと、フロントアクスルに120kWの電動モーターを組み合わせている。13.6kWhのバッテリーにより、「プリウス」は内燃エンジンをまったく使用せずに最大71kmを走行することができる。他の市場では、「プリウス」はさまざまなフルハイブリッドモデルとして販売されている。

この新車のようなプリウスに興味のある人は、ジーゲン（Siegen）の販売業者、「Horst Wahl GmbH & Co. KG」が現在販売しているこの車両を見てほしい。この「トヨタプリウスPHEV」は2023年7月に初めて登録され、これまでに2人の所有者がいた。販売業者の写真からも、このハイブリッド車は整備記録がきちんと保管されているだけでなく、走行距離が短いことも大きな魅力だ。これまでの走行距離はわずか12,880kmだ。

現代のトヨタモデルと同様に、「プリウス」にもオプションはほとんどない。そのため、ここで紹介されているトヨタ車は、最初の購入者が「エグゼクティブバージョン」を注文したことがさらに重要になる。これにより、新しい所有者は、バックカメラ、固定式ナビゲーションシステム、数多くのアシストシステムなどを楽しむことができる。寒い季節に特に嬉しいのは、フロントシートとステアリングホイールがヒーター付きであることだ。

プリウスの新車価格は最低45,990ユーロ（約827万円）だ。現在の価格表によれば、2番目に高いエグゼクティブバージョンは最低47,990ユーロ（約862万円）なので、ここで紹介する中古のプリウスを購入すれば、もう1台中古車が買える金額を節約できる。このプリウスは、32,960ユーロ（約593万円）で購入できるからだ。ただし、この「マスタードメタリック」というボディカラーが気に入ればだが。