【面白ネタ】ヘイ、メルセデス:次のGLSはこうあるべきだよ あるデザイナーが、新しいメルセデス ビジョン アイコニックのデザイン言語をGLSに応用
2025年11月29日
シュガー-デザインによるメルセデスGLS。ヘイ、メルセデス:次のGLSはこうあるべきだよ。あるデザイナーが、新しいメルセデス ビジョン アイコニックのデザイン言語をGLSに応用した。その結果は?とても見ごたえのあるデザインだ。
メルセデスがコンセプトカー「ビジョン アイコニック(Vision Iconic)」を発表し、シュトゥットガルトのメーカーが将来のモデルに求めるデザイン、つまり伝統と現代性が融合し、最新技術と豪華さが満載のモデルを提示した。経験上、自動車デザイナーがこのようなデザインを自身のアイデアの参考にするまで、それほど時間はかからない。
「シュガーデザイン(Suger-Design)」によるこのレンダリングもそうだ。「ビジョン アイコニック」のいくつかの要素を取り入れて、メルセデスのSUVフラッグシップモデルである「GLS」の新しい外観を提案している。その新しくデザインされた「GLS」は、間違いなく見ごたえのあるものとなっている。
新しいGLSはこんな風になるかも
メルセデスが「ビジョン アイコニック」でこれほど印象的な登場を果たしたなら、フラッグシップSUVである「メルセデス・ベンツ GLS」も、同様の力強いデザイン言語を採用してはどうだろう?「シュガー-デザイン」は、「ビジョン アイコニック」をベースに新しい「GLS」を創作しようとしたとき、そう考えたに違いない。
「GLS」の生産は2019年に登場して以来、このXXLサイズSUVは2023年になってようやくモデルチェンジが行われた。2026年に2度目のモデルチェンジが行われる予定だが、その変更点はごくわずかであると思われる。しかし、インスタグラムで公開されたレンダリングのデザインは、メルセデスが注目すべきものだ。このデザインでは、「GLS」に新しい象徴的なLEDグリル、星形のデイタイムランニングライト、より滑らかな輪郭が採用されている。それに合わせて、大きな光沢のあるブラックのホイールも採用されている。
リヤには、非常に細いLEDテールランプ、イルミネーション付きメルセデスロゴ、バンパーを横切るクロームストリップが装備されている。マイバッハバージョンでは、「GLS」は、マイバッハ特有の赤と銀のツートンカラーで、ほぼ完璧な外観となっている。

将来展望
現在の「GLS」はまもなく2度目のモデルチェンジを迎えるため、まったく新しい世代が市場に登場するまでには、少なくともあと3~4年はかかるだろう。しかし、シュトゥットガルトのデザイナーたちが、今回発表されたデザインを参考にすることを願っている。少なくとも、自動車メーカーは「ビジョン アイコニック」によって、新しい「Sクラス」、電気自動車「Eクラス」、そして新しい「GLS」などの将来モデルに新たな基準を設定することは明らかだ。
メルセデスは、これまでの大型モデルで採用されていた、やや丸みを帯びた「ワンボウ」デザインから脱却し、より印象的なプロポーション、よりエッジの効いた外観、より強力なブランドシグネチャーへと回帰している。さらに、レベル4のアシストシステムやステア バイ ワイヤなど、数多くのテクノロジーが徐々に量産化される見通しだ。
メルセデスが大型SUVに「ビジョン アイコニック」のデザイン言語を実際に採用すれば、「GLS」をSUVラインナップの「兄貴分」としてだけでなく、高級感あふれる存在感のあるステートメントカーとして位置づける上で重要な一歩となるだろう。これは、高級SUVセグメントでますます圧力を強めている競合他社に対して、特に重要な意味を持つだろう。
Text: Nele Klein
Photo: Sugar-Design / Instagram

