ゴールデンステアリングホイール2025 Auto Bild編集部賞25,000ユーロ未満部門は「ヒョンデ(現代) インスター」が受賞!
2025年11月23日
これが“勝者”の姿だ。AUTO BILDとBILD am SONNTAGは「ゴールデンステアリングホイール2025(Das Goldene Lenkrad 2025)」で年間最優秀モデルを表彰する。ここでは「Auto Bild編集部賞25,000ユーロ(約450万円)未満部門」の受賞車を紹介しよう。
電動化時代への“手の届く”エントリー。それが「ヒョンデ(現代)インスター(Hyundai Inster)」だ。価格は24,000ユーロ(約430万円)をわずかに下回り、電気自動車セグメントでは本物のお買い得モデルと言える。
装備、航続距離、そして車全体のコンセプトが、価格重視のユーザーにとって非常に魅力的なパッケージとなっている。インスターは、電動モビリティが“手頃なものになり得る”ことを証明した存在だ。
革新性と日常での使い勝手の良さを兼ね備えたこの小さな韓国車は、エントリー向けEVの新たな基準を示す力強いメッセージを放っており、今回の表彰はまさに相応しいものだ。
ゴールデンステアリングホイール(Das Goldene Lenkrad)
ゴールデンステアリングホイール(Das Goldene Lenkrad)は、その年に発売された自動車を評価するヨーロッパで最も有名な自動車賞の1つで、タブロイド紙 BILD am Sonntag によって1976年から授与され、2009年からはAuto Bildと協力して授与されている。


自動車業界の内外著名人などが審査員がサーキットを舞台に試乗して採点、アウトビルト編集部と読者の採点と合わせたポイントによって各部門の賞が決定される。その表彰式はベルリンで大々的に行われ、受賞メーカーの首脳が毎年一堂に会することからもこの賞の重みを感じ取ることができる。

表彰式での記念写真:(左から)フォルクスワーゲン取締役のマーティン サンダー(Martin Sander)、HyundaiヨーロッパCEOのザビエル マルティネ(Xavier Martinet)、オペルCEOのフロリアン・ヒュットル(Florian Huettl)、ポルシェ取締役のミヒャエル シュタイナー(Michael Steiner)、フォルクスワーゲングループCEOのオリバー ブルーメ(Oliver Blume)、BMWのCEOオリバー ツィプセ(Oliver Zipse)、メルセデス・ベンツのウルリケ メーニッヒ(Ulrike Mönnich)、BMW MのCEOフランシスクス ファン メール(Franciscus van Meel)、メルセデス・ベンツ・グループCEOオラ ケレニウス(Ola Källenius)、VWブランドCEOのトーマス・シェーファー(Thomas Schäfer)、VWのセバスチャン ヴィルマン(Sebastian Willmann)、VWのカイ グリューニッツ(Kai Grünitz)、そしてクプラCEOのマルクス ハウプト(Markus Haupt)が、受賞トロフィーを誇らしげに掲げている。
表彰式はTV番組、YouTubeライブ配信された。
https://youtu.be/XC-YfWWpZ1E
Text:Martin Westerhoff&Robin Hornig
Photo:AUTO BILD/Christoph Börries, Christian Spreitz

