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ゴールデンステアリングホイール2025 スモールカー部門は「オペル モッカ GSE」が受賞

2025年11月20日

これが“勝者”の姿だ。AUTO BILDとBILD am SONNTAGは「ゴールデンステアリングホイール2025(DAS GOLDENE LENKRAD 2025)」で年間最優秀モデルを表彰する。ここでは「スモールカー」カテゴリーの受賞車を紹介しよう。

スポーティでコンパクト、そして電動化。オペル モッカGSE(Opel Mokka GSE)はダイナミズムと実用性を両立した、“扱いきれる楽しさ”をもつ電気自動車だ。この方程式によって、オペルはミニ・クーパー コンバーチブルとボルボ EX30 クロスカントリーを打ち破った。

3345点を獲得してスモールカー部門のトップになったオペル モッカGSE(Opel Mokka GSE)。

281馬力を誇るGSEは瞬時に加速し、トラクションも快適性も犠牲にしない。とりわけ審査員を魅了したのは、正確なステアリングとバランスの取れたシャシー——このクラスで、理想的なラインをこれほど滑らかにトレースできたモデルはほかにない。

2971点で2位となったのはミニ クーパー コンバーチブル(Mini Cooper Convertible)。

操作系は直感的で、視界は良好、造りの品質も一級品。航続距離と消費効率も優秀だ。さらに、Mokka GSEはクラス随一の価格対性能比も提供している。

2913点を獲得して3位になったのはボルボ EX30 クロスカントリー(Volvo EX30 Cross Country)。

ゴールデンステアリングホイール(Das Goldene Lenkrad)は、最も有名な賞の1つで、タブロイド紙 BILD am Sonntag によって1976年から授与され、2009年からはAuto Bildと協力して授与されている。

毎年、自動車業界の内外著名人などが審査員を務め、読者と共に採点して賞が決定される。

レーシングドライバーのキャリー シュライナー(Carrie Schreiner)がミニクーパーコンバーチブルを採点している。
インフルエンサーでプレゼンターのフィリップ ケース(Philipp Kaess)は、早くハンドルを握りたくてうずうずしている。
言わずと知れたWRC通算8度のドライバータイトルに輝くセバスチャン オジエ(Sébastien Ogier)。

Text:Martin Westerhoff&Robin Hornig
Photo:AUTO BILD/Christoph Börries, Christian Spreitz