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見た目がとても素敵な「トヨタ カローラ コンセプト」 角張ったモダンなラインとシンプルなフォルムの上品でスポーティなデザイン

2025年12月2日

トヨタ カローラ コンセプト(Toyota Corolla Concept):カローラがこれほどスポーティだったことはかつてない!ジャパンモビリティショー2025で、トヨタは新世代カローラのコンセプトカーを公開した。

「トヨタ カローラ」は数十年にわたり、真の意味でのロングセラーモデルであり、世界中でこれほど売れているものはない。そして今、次の大きな一歩が踏み出された。トヨタは、「ジャパンモビリティショー2025」でカローラ コンセプトを発表した。

このコンセプトカーは、2027年から市場に投入される予定の次世代モデルを予見させるものだ。カローラは、将来完全電気自動車となる予定だ。

すべての人にモビリティを

トヨタは新たな姿勢を打ち出している。「すべての人にモビリティを」というモットーのもと、このブランドは将来、より幅広いターゲット層に向けて、単なる自動車ではなく、製品哲学全体をもってアプローチしていくことを目指している。「カローラ」は、その牽引役であり続ける予定だ。トヨタは、このコンセプトの背後にある考え方を「1つのモデルでさまざまなニーズに対応」と表現している。さまざまなライフスタイルやさまざまな要求に応える自動車だ。

その基盤となるのは、電気駆動、ハイブリッド、プラグインハイブリッドのいずれも対応可能な新しいプラットフォームだ。トヨタは、新開発の1.5リッターエンジンとハイブリッドシステムについて言及している。

シャープなエッジ、埋め込み式のドアハンドル、そして深く引き込まれたボンネットが、このコンセプトカーに高性能を予感させる外観を与えている。
Photo: AUTO BILD / Nele Klein

トヨタは、これにより、将来に向けて「カローラ」を改良すると同時に、駆動方式のバリエーションをいくつかのコアモデルに絞り込むことを目指している。これにより、選択肢を狭めることなく、生産の複雑さを軽減することができるのだ。

トヨタカローラがこれほどスポーティだったことはかつてなかった

新しい「カローラは、見た目がとても素敵だ。角張ったモダンなラインとシンプルなフォルムは、「レクサスLC」を少し思い起こさせる、上品でスポーティなデザインだ。

新しい構造により、エンジンルームを低くし、フロントシートバックを越えてフロントガラスを後方に大きく引き出すことが可能になった。これにより、ガラス面積の大きい非常にダイナミックなシルエットが実現されている。3D風のLEDライトバーを含むシャープなライトシグネチャーが、その外観をさらに引き立てている。

トヨタ カローラ コンセプトは、ジャパンモビリティショーで多くの観客を集めた。
Photo: AUTO BILD / Nele Klein

リヤには、細いスポイラーと、ホイールアーチまで横方向に伸びたLEDライトバーを備えた、はっきりとした水平分割が施されている。リヤは非常にすっきりとした印象で、カローラに未来的な外観を与えながら、浮ついた印象を与えることはない。

カローラのリヤはこれまでになくシャープになった。スポイラーと大型のディフューザーが、このコンセプトカーに一定の攻撃性を与えている。
Photo: AUTO BILD / Nele Klein

開放感あふれるコローラのインテリア

トヨタは、インテリアの明快さと開放感あふれる空間感を重視している。明るいベージュと深みのあるブラックを組み合わせて、温かみのあるオレンジ色のアンビエント照明で補完することで、このコンセプトはラウンジのような雰囲気を醸し出している。

インテリアは、広々とした空間感を与えながら、同時にミニマルな印象を与える。
Photo: AUTO BILD / Nele Klein

センターコンソールはテーブル状のものになり2つのディスプレイが見える。1つはドライバーの視界に入り、もう1つは助手席のインフォテインメント用で折りたたみ式だ。

シートは未来的なデザインだ。運転席と助手席ではヘッドレストが異なる。
Photo: TME

スポーティなデザインのシートヘッドレストは、運転席と助手席でデザインが異なる。大きなガラスルーフはフロントガラスとシームレスに接続され、広々とした空間感を生み出している。

結論:
真のボリュームブランドであるトヨタは、できるだけ多くの人々に車を提供するというその原則に忠実であり続けている。カローラコンセプトは、電動化の時代においても、この原則が有効であることを示している。さまざまな駆動方式、市場、ニーズに対応し、さらに将来はスポーティな外観も実現するモデルだ。

Text: Nele Klein