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アルファロメオも駆動システムの戦略を転換!アルファロメオ ジュリアとステルヴィオはこれからも内燃エンジンモデルとして生き続ける!

2025年11月5日

アルファロメオ(Alfa Romeo):ジュリアとステルヴィオは、内燃エンジン搭載モデルとしてより長くラインナップに残留する。アルファロメオがジュリアとステルヴィオの生産を延長し、予定よりも長く内燃エンジンを搭載し続けることが正式に決定した。電気自動車モデルに加え、ハイブリッドモデルも今後登場予定だ。

「ジュリア」と「ステルヴィオ」は生き続ける!この2台の内燃エンジンモデルの生産は、少なくとも2027年まで、場合によっては2028年まで延長される。

その主な理由は、電気自動車への需要が低迷しているだけでなく、「STLA-Large」プラットフォームを内燃エンジンにも対応できるようにするための技術的な適応にもある。

アルファロメオが将来採用する駆動システムについて、最近さまざまな憶測がメディア間で飛び交っている。そのため、同社は近い将来の目標と戦略を公式に再確認した。これまでと同様に、より環境に優しいモビリティへの継続的な移行に焦点を当てている。市場動向や顧客のニーズに応えるため、マルチエネルギープラットフォームを採用する方針で、最新モデルには多様なパワートレインが搭載される予定だ。

ステルヴィオとジュリアの新世代

「ステルヴィオ」と「ジュリア」の後継モデルは、「STLA-Large」プラットフォームで計画されており、将来的には電気自動車、ハイブリッド車、内燃機関車のバリエーションが提供される予定だ。アルファロメオは、現在、発表や市場投入の具体的な日程については明らかにしていない。ウェブサイト、「Motor1」の情報によれば、ニューモデルは、プラットフォームが完全に調整された2027年以降に発売される見通しだ。

ジュリアは内燃機関モデルとして、より長くラインナップに残る。アルファロメオは生産を少なくとも2027年まで、おそらくは2028年まで延長する予定だ。

現行モデルは、次世代モデルへのすみやかな移行を前提としつつ、カッシーノ(Cassino)工場の生産能力を最大限に活用するために引き続き生産される。カッシーノ工場は、アルファロメオが次世代の自動車を開発するための技術的基盤となる場所でもある。

Text: Nele Klein
Photo: Christoph Börries / AUTO BILD