【新着情報】VWゴルフ ヴァリアント ゴルフ8のエステートモデル ヴァリアントに初試乗&徹底評価

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より長く、より大きく、よりスマートになって戻ってきたゴルフ ヴァリアント ゴルフ8エステートの実力やいかに

VWゴルフ8のエステートバージョンは昔の強さを取り戻す。VWは新型ゴルフ ヴァリアントをより長く、より大きく、よりスマートなデザインを備えたモデルに仕立て直して、このセグメント最前線へ再投入した。以下に我々のファーストドライビングインプレッションをお届けする。

その船出は決して順風満帆なものではなかった。
ゴルフ8は、デビュー当初、数々の問題を抱え、数ヶ月にわたって足踏み状態が続き、販売台数は目標を大きく下回った。
しかしそれもすでに過去のものとなった。
ゴルフ8の販売面での勢いを取り戻したフォルクスワーゲンは今、さらなる攻勢をかけるため、ゴルフのエステートバージョン、新型ヴァリアントを投入、強力にプッシュする。
1992年にゴルフIIIヴァリアントが導入されて以来、エステートバージョンはゴルフレンジの中で確固たる地位を築いてきた。
新型ヴァリアントにとっては、同じグループ内にシュコダのオクタヴィアや、同じブランド内のVWティグアンといった、強力なライバルとの負けられない戦いが始まる。

おそらくび最も使い勝手の良いゴルフだ

まずはそのボディサイズだが、全長4.63メートルは、セダンより35センチ、先代モデルより7センチの増加を意味する。
ホイールベースも7センチ伸びた。
クーペのようなスロープルーフとフラットなリアウィンドウを持つ、よりダイナミックなプロポーションにもかかわらず、VWのエンジニアたちは、インテリアを広々としたものに保つことに力を注いでいる。
セダンに比べて足元のスペースが38mm増え、ヘッドルームも増えたことで、リアシートはパサートのようになっている。
コンパートメントはそのままでも、少なくとも611リットルの荷物を収納できるし、3段式のリアベンチを倒せば、そのスペースは1,642リットルという広いものになる。
その容量において、先代モデルよりも、それぞれ6リットルと22リットル多いことになる。
全体的にとても実用性の高いモデルに仕上がっている。

先代よりも長い。
新型ゴルフ ヴァリアントは、上級モデルのパサートとほぼ同じくらいのリアスペースを提供している。

そしてその装備もラグジュアリーモデル並みに充実している。
例えば、デジタルインスツルメント、10インチナビ、「エア ケア クリマトロニック」(花粉症対策エアクリーナー)、キーレスゴー、LEDヘッドライトは、ベースモデルに標準装備されている。
さらに、当然のことだが、「Life」、「Style」、「R-Line」と段階的にバージョンがアップするにつれて装備もさらに充実していく。

ゴルフ ヴァリアントには、1.5リッターエンジンがとてもよくマッチしている。

パワートレインのラインナップもいつものように幅広い。
2020年11月の発売時点では、マイルドハイブリッド技術の110馬力とDSGトランスミッション、115と150馬力の2.0 TDIディーゼルと、1リッターeTSIというバージョンが用意されている。
そして今後、90馬力、130馬力、150馬力の3種類のガソリンエンジンに加えて、130馬力と150馬力の2種類の「マイルドハイブリッド」が投入される予定だ。
しかし、200馬力の新しいトップディーゼルエンジンは、全輪駆動モデルである、オールトラック(Alltrack)バージョンのみの設定となる。
我々のテストに供された、「R-Line」バージョンの150馬力の1.5 eTSIは、自信に満ちた走りを見せ、我々に好印象を与えた。
セダンに比べて全長が長くなり重量も増えたが、日常の走行ではほとんど気にならない。
ちなみに、これは価格にも当てはまる。
セダンに対して、ゴルフ ヴァリアント購入のための追加価格は、たったの約1100ユーロ(約14万円)だ。
それは掛け値なしに公正でリーズナブルな価格だと言える。

テクニカルデータ: VWゴルフ ヴァリアント1.5 eTSI DSG
● エンジン: 4気筒、フロント横置き ● 排気量: 1498cc ● 最高出力: 150PS@5000rpm ● 最大トルク: 250Nm@1500rpm ● 駆動方式: 前輪駆動、7速DSG ● 全長×全幅×全高: 4636×1789×1498mm • 乾燥重量: 1425kg ● トランク容量: 611~1642リットル ● 最高速度: 224km/h ● 0-100km/h加速: 8.7秒 ● 燃費: 17.2km/ℓ ● CO2排出量: 133g/ℓ ● 価格: 30,755ユーロ(約387万円)

結論:
ゴルフ8の新型エステートは、ハッチバックに欠けているエキストラスペースを、家族のためにもたらす。
そのスポーティなプロポーションは、ついにティグアンの「クールでクレバーな代替車」となりうるモデルにまで進化した。
AUTO BILDテストスコア: 2

VWゴルフ ヴァリアント(ステーションワゴン)も立派になったなぁ、というのが本当に正直な感想である。ゴルフ8そのものが立派になったから当然ともいえるが、今回のレポートの中で、特にサイドからの写真を見る限り、もはやパサート ヴァリアントとの違いが判別できないほど、立派でスタイリッシュなワゴンモデルに成長している。
このことは決して悪いことではなく、ゴルフの持つプレミアム感をさらに押しあげる意味でも大切だし、ワゴンというのは大きいほうが積載量も増えるため(そもそも広いゴルフと比較しても)、中途半端なものなど必要ないだろう、と思う。
エンジンラインナップも普通のモデル同様に多岐にわたるし、ひょっとすると普通のゴルフよりも存在感は大きく感じられそうなこのヴァリアント。ぜひ2021年にはゴルフ8シリーズそろい踏みで日本に上陸することと、その完成度を試すのを楽しみに心待ちしたい。

Text: Malte Büttner
加筆:大林晃平
Photo: Christian Bittmann / AUTO BILD

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