ラム パワーワゴン75周年エディション 伝説のパワーワゴン ピックアップトラック

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ダッジから特別仕様のラム パワーワゴン ピックアップ誕生。伝説のパワーワゴンの75周年を記念して、ラムは邪悪なルックスとインテリア、さらにオフロードの才能を備えた特別仕様のピックアップを作った。全情報をお届けする。

これからのラム パワーワゴンは、さらに恐ろしいものになるだろう。
少なくとも外観に関しては…。
ラムは、フラッグシップ ピックアップトラックの75周年を記念して、2021年モデルイヤーに向けて、ビッグサイズのホイールに武装的な外観を施した特別仕様車を発表した。
75周年記念エディションは、レギュラーバージョンと比較して、いくつかのデザイントリックやオフロードギミックの追加、標準装備の充実を図っている。
この特別エディションの価格は65,250米ドル(約700万円)からとなっている。

オリジナルモデルのようなフロントグリル

アニバーサリーエディションは、正面からは縦ストラット付きのラジエーターグリルで認識できる。
これは1945年のオリジナルバージョンを彷彿とさせ、パワーワゴンに、より武闘派的な表情を与えていて、グリル、エプロン、ランニングボード、フェンダーのマットブラック塗装もこれに貢献している。
ドアには、「Power Wagon 75 Years of Service」と書かれたロゴが入っている。
また、2色の新色を設定。
インテリアは、ブラウンのレザーシートと、シートとドアパネルにアニバーサリーロゴが装着されている。
ダッシュボードとセンターコンソールにはピアノラッカーとダークアルミを使用している。
ハーマンカードンシリーズ(Harman Kardon Series)の750ワットステレオシステムを搭載し、サウンドシステムも充実している。

フロントエプロンのケーブルウインチは5.5トン近くの牽引力を備えている。グレーの他にも10色のカラーが用意されている。

ベッドロックホイールとウインチ

オフロード用のエクストラには、5.5トンの牽引力を持つケーブルウインチと新型のホイールが含まれている。
17インチホイールには、33インチタイヤが装着されている。
12インチのスクリーンを備えたインフォテインメントシステムは、オフロード情報を豊富に提供する。
とりわけ、走行中のグランドクリアランス(最低地上高)、2つのデフのロック度、傾斜と傾斜角などが明確に表示されるようになっている。
駆動面では、416馬力6.4リッターV型8気筒エンジンと8速オートマチックトランスミッションという組み合わせだ。
北米では、2020年末から75周年記念モデルが65,250米ドル(約700万円)というスタート価格で販売開始される。

75周年記念エディションの「RAM」のロゴは「ガンメタルグレー」で塗装されている。

ちょっと渋い色のリアデザインを見て、なかなかいいかなと思いながらフロントグリルを見た瞬間、こりゃあなんともいかん、という気持ちに変わった。
艶消し処理や迫力ある装備品によって、迫力満点、というよりも正直こわいようなルックスのクルマとなってしまっているではないか。
テレビをにぎわす「あおり運転」ではないが、こんなクルマが後ろから迫ってきたら「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝りながらさっさと道を譲りたい、そんな顔つきだ。
そもそもラムそのものが大きく迫力あるクルマなので、この75周年エディションに路上で遭遇してしまったら夢に出てきそうな感じである。せっかくの記念エディションなのだから、もう少し穏便でスマートだったらな、と思うのは私ぐらいなのだろうか。

Text: Moritz Doka
加筆:大林晃平
Photo: Fiat Chrysler Automobiles

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