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【朗報?】V12気筒エンジンの終焉はとっくに決まっていた?しかしメルセデスが驚きの発表!伝説のエンジンは存続する、と・・・新着情報!

2025年10月11日

12気筒エンジンの終焉?メルセデスが驚きの発表。ダウンサイジング、厳しい排出ガス規制、電動化 – V12エンジンの終焉は、実はとっくに決まっていた。しかし今、メルセデスが驚きの発表をした。伝説のエンジンは存続する、と。

12気筒エンジンは、エンジンの中で最高級のものだ。しかし、ますます厳しくなる排ガス規制により、その存在はほぼ消滅しつつある。2025年には、V12エンジンを搭載した車は世界中で11モデルしか残らないだろう。それだけに、メルセデスが12気筒エンジンを今後も継続すると明確に表明したのは、まさに驚きだった。

メルセデス・ベンツがV12エンジンの将来を発表

メルセデスの開発責任者、マルクス シェーファー(Markus Schäfer)氏は、英「Autocar」誌に対して、「私たちは今後もV12エンジンを提供し続ける」と語った。彼は、出力、排気量、電動化について、それ以上の情報は明かさなかった。ユーロ7適合性についての質問にも、答えを明かさなかった。

ハイブリッド化はほぼ確実

しかし、将来は電動化なしではありえないだろう。マイルドハイブリッドまたはプラグインハイブリッドが最も可能性の高い選択肢だ。2026年末から、ヨーロッパでは新しい排出ガス基準が施行され、V12エンジンの存続の危機が迫る可能性がある。一方、中国、中東、米国などの他の市場では、大型エンジンの需要は相変わらず存在する。

メルセデス・ベンツはV12エンジンを継続採用 – 現在は「マイバッハS 680」に搭載されている。このモデルには、612馬力の6.0リッターツインターボエンジンが搭載されており、価格は約270,290ユーロ(約4,730万円)だ。したがって、マイバッハは現在、新しいV12エンジンを搭載した車の中で最も手頃な選択肢となっている。以前は、このエンジンは「AMG S 65」、「CL 65」、「SL 600」などの他のシリーズにも搭載されていた。

メルセデスマイバッハ S 680の心臓部:612馬力の6.0リッターV12エンジン。

明らかに、12気筒エンジンがすぐに消えることはないようだ。しかし、マイバッハ以外の分野で、このエンジンが再び大きな未来を歩むことができるかどうかは、疑問が残る。

Text: Marie Milius
Photo: Mercedes-Benz Group AG