ケータハム プロジェクトVがミュンヘン国際モーターショー（IAA MOBILITY 2025）に展示された

ケータハムはミュンヘンで開催されたIAA Mobility 2025 にて、XING Mobility の液浸冷却バッテリー技術を搭載したEVスポーツクーペ・コンセプト「プロジェクトV」を展示した。

ケータハム初の軽量EV スポーツクーペ、「プロジェクトV」は、高性能EV分野において最も特徴的で機能的に先進的なCTPシステムの一つであるIMMERSIO™ Cell-to-Pack（CTP）バッテリーシステムと共に展示された。XING Mobilityの液浸冷却バッテリー技術は、セルを誘電性液体に浸すことで、迅速かつ均一な放熱と最高クラスのエネルギー密度により、比類のない熱安定性、卓越したエネルギー密度、安全性、性能を実現する。

今回の展示は、ケータハムのEVスポーツクーペ・コンセプトの最新の一般公開であり、2025年1月に日本で開催された東京オートサロン以来、初めての出展となる。

プロジェクトVは2023年7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでケータハムが世界初公開し、その後2024年と2025年の東京オートサロンで展示された。

XING Mobilityは、2015年に設立された液浸冷却バッテリー技術の世界的リーダーで、2024年12月にはケータハムとXING Mobilityが、「プロジェクトV」に、XING Mobilityが開発した液浸冷却式バッテリー「IMMERSIO™ Cell-to-Pack（CTP）」を採用することを発表。「プロジェクトV」は、ケータハムのDNAである“Light-weight、Simple、Fun-to-Drive”という本質を受け継ぎながら、東京R&D 株式会社およびヤマハ発動機株式会社との協業によって開発が進められている。

ケータハムカーズ・ジャパン：https://www.caterham-cars.jp/index.html

Text：アウトビルトジャパン
Photo：ケータハムカーズ・ジャパン