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【このカイエン ターボなんぼ?】いくら22年落ち走行距離20万km超でも450馬力V8ポルシェ カイエン ターボがたったの77万円?なんで?

2025年10月7日

ドイツの中古車情報:450馬力のポルシェ カイエン ターボがお買い得価格で販売中!特に、整備の腕に自信のある方には絶好のチャンスだ!

残念ながら、ポルシェを所有することは、ほとんどの自動車ファンにとって夢のままだ。ただし、性能を第一に考え、状態はあまり重視しない場合は別だ。その場合は、中古車市場で時々、魅力的なオファーが見つかる。

初代「ポルシェ カイエン(タイプ9PA)」は2002年から2010年にかけて製造され、その外観から多くの場所で少し嘲笑されているが、その代わりに、このSUVは価格性能比の点でほぼ無敵だ。

このカイエン ターボには、豪華な装備と450馬力のV8エンジンが組み合わされている。最大625Nmの強力なトルクにより、カイエンは最高速度266km/hを達成する。乾燥重量は2,430kgと重いものの、2003年式の「カイエン ターボ」は、静止状態から100km/hまでわずか5.6秒で到達すると言われている。

そして、この車両のように、そのすべてがわずか4,444ユーロ(約77万円)で入手できるのだろうか?そうとは言い切れない。この車両は走行可能ではないからだ。そのため、このSUVは輸出業者、愛好家、または部品供給源として販売されることが望ましいだろう。

しかし、その一方で、ここ数年で、オートマチックトランスミッション、リアアクスル全体、四輪駆動用アクチュエータ、ショックアブソーバー、スパークプラグ、スターター、バッテリーなどが交換されている。残念ながら、赤い塗装も新しいもので、これはオリジナルの色ではない。工場出荷時のこのSUVはグレーの塗装だった。

状態が悪いにもかかわらず、豪華な装備は興味深いものだ。キセノンヘッドライト、オートマチックエアコン、ナビゲーションシステム、エアサスペンション、フロントおよびリアシートヒーター、クルーズコントロール、電動調整式フロントシート、ヒーター付きステアリングホイールなどが装備されている。

したがって、数多くの新しい部品や22インチの大型ホイールに魅力を感じる方は、このパワフルなSUVを驚くほどお求めやすい価格で入手できるのだ。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: AutoScout24/Privat