【新着情報】続報 次期型Cクラスには電動アシストエンジンのみ? 新型メルセデスCクラス
2020年12月13日
メルセデスCクラスの次期型は、デザインやインフォテイメントの面で、兄弟車のEクラスやSクラスに倣い、その多くを受け継いだものとなりそうだ。
2021年、新型メルセデスCクラスがやってくる。
そして、そのデザインは、この車がベンツの伝統的な価値観に基づいていることを証明するものとなるだろう。
同時に、新型Cクラスは、非常にダイナミックなモデルとなる。
リーク写真に基づく我々のイラストは、新しいCクラスの外観がどのように変化するかを示している。
現在の形状は、張りと、より抑揚のあるラインを備えたものに取って代わられる可能性があり、フェイスはおそらくフェイスリフトされたばかりのEクラスに似たものになると予想されている。
特にリアエンドは、新しい2部構成のテールライトが備わっており、見た目にも著しく変化する可能性があり、その部分も先日フェイスリフトを受けたEクラスに倣ったものになる可能性が高い。
インテリアは完全にデジタル化される模様
シュトゥットガルトからの新しいミッドサイズモデルのコックピットは、おそらくほとんどすべてがデジタル化されるだろう。
ここでは、全電動SクラスであるEQSのスタディモデルと新型Sクラスが参考となる。大型のタッチスクリーンが、すべてのスイッチを備えたセンターコンソールに取って代わる。
ステアリングホイールの奥には小さなスクリーンが残り、ヘッドアップディスプレイの表示領域は大幅に拡大されている。
新しい電子デバイスに関しては、言うまでもなくアクティブクルーズコントロールを基本とするサポートシステムと、安全装備の充実が考えられるが、Sクラスに装備されたどの部分までがCクラスに装備されるのか興味は尽きない。
電動アシストエンジンのみの可能性
新型Cクラスのパワーユニットは、初の4気筒エンジンを含め、すべての内燃機関がハイブリッドシステムによって電動化される可能性が高い。
我々のスタッフからの報告によれば、トランスミッションに直接搭載された電気モーターは、15キロワットのパワーを提供し、ガソリンエンジンでは180Nm、ディーゼルエンジンでは200Nm、最大トルクを増加させるという。
これにより燃料消費量も削減され、10%程度の削減を目指している。
これを達成するためには、おそらく数種類のプラグインハイブリッドモデルが用意されることだろう。
しかし、純粋な電動バージョンは、現時点では計画されていない。
そして、再びAMG C 63も投入されるだろう。
しかし、大排気量&多気筒のエンジンはついにリタイヤさせられ、最もスポーティなCクラスAMGにも初めて4気筒が採用されると言われている。
前回も記したように残念なことに、次期C 63は4気筒モデルになってしまうようであるが、8気筒だなんだと言っている時代ではない、ということも事実だし、こういう高性能モデルが残っただけでも十分と思わなくてはいけないのだろう。
今回の記事を考慮すれば、AMGもなんらかのハイブリッドシステムを持つことも考えられ、その場合BSGのようなものが装備されるのではないかと予想される。
とりあえずは、来年と噂されるメルセデスベンツの新型Cクラスのデビューとその完成度が大変気になるし、AMGモデルにも大いに期待したいと思う。
Text: Michael Gebhardt/Katharina Berndt
加筆:大林晃平