【新型エンジン開発中?】トヨタがAMGの記録を破る可能性のある1.5リッターと2.0リッターの新型4気筒エンジンを開発中とされる
2025年9月23日

AMGの記録が見えてきた:トヨタはメルセデスAMG A45の421馬力を上回れるか?トヨタが新しい市販4気筒エンジンの開発に取り組んでいるとされる。報道によれば、この新型ユニットはメルセデスAMG「M139」の馬力記録を塗り替える可能性があるという。
トヨタはAMGの市販4気筒エンジン最強記録を破れるか?
現在、世界で最もパワフルな市販4気筒エンジンは、メルセデスAMG製で、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」を採用し、最高出力421PS (310kW)、最大トルク500Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンの「M139」だ。
トヨタは2024年初夏に、水素も燃やせる排気量1.5リッターと2.0リッターの新しい内燃エンジンの開発に取り組んでいることを明らかにした。
そして、日本の情報筋によれば、トヨタは最高出力600馬力(441kW)のエンジンを開発中で、排気量1リッターあたり300馬力という驚異的な出力になるという。

Photo: Mercedes
トヨタGRヤリスはすでに304馬力
トヨタはまだ公式にその立場を表明していない。しかし、これまでのGR(ガズー・レーシング)部門の成功がそれを物語っている。「トヨタGRヤリス」は、1.6リッター3気筒エンジンで、すでに304馬力の最高出力と400Nmの最大トルクを発揮している。
これだけでも、トヨタがシリーズ生産用の小排気量から、モータースポーツだけでなく公道でも圧倒的なパフォーマンスを引き出せることを示している。
開発されたすべてのアイデアが最終的に量産化されるわけではない。しかし、トヨタは一貫して野心的な目標を追求することで知られている。そのため、AMGの量産4気筒エンジンの最強記録が2025年か2026年に実際に抜かれても不思議ではない。
Text: Bianca Garloff