【イベントレポート】OZ、MSW、Sparcoブランドをこよなく愛するファンの愛車が約90台参加した「OZ Fan Meeting 2025」
2025年9月17日

2025年9月13日、愛知県名古屋市のガーデンふ頭ひがし広場Aにおいて、「OZ Fan Meeting 2025」が開催された。イベント当日はOZ、MSW、Sparcoブランドのホイールを装着した国内外のクルマがおよそ90台あまりが参加した。

「OZ Fan Meeting」は、OZ、MSW、Sparcoブランドのホイールの正規輸入を行うオーゼットジャパンによる公式ファンミーティングだ。7回目を迎える今回は、「純正ホイールだけどOZホイールの装着を検討しているオーナー」もエントリーOKという条件が追加された。OZファンやユーザー、関係者から生の声を聞くことができる絶好の機会であり、純正ホイールでエントリーしたクルマも確認できた。
「OZ Fan Meeting 2025」イベント当日の天気予報は雨だった。しかし、参加者の方たちの願いが通じたのか、午前中はときどき晴れ間ものぞくという天候に恵まれ、まずはひと安心だ。

イベントのMCを担当するのは、フォトグラファーであり、今シーズンは全日本ラリーの実況を担当するなど、多方面で活躍されている西尾タクト氏が担当。

全体の集合写真の撮影からイベントがスタート。今回の主役はクルマではなく、ホイール。それならば横からのアングルで撮影しようということで冒頭のカットとなった。集合写真では、参加者の皆さんがこの日のためにRed Bullから提供されたエナジードリンクをアピールしてくれたり…と、ノリノリで協力していただき、おかげでとてもスムーズに撮影ができた(皆さま、ありがとうございました!)。


集合写真が終わると、西尾タクト氏とオーゼットジャパン内山氏がペアを組み、参加車両に装着されているOZ、MSW、Sparcoホイールの魅力を各オーナーにインタビューを行った。
まずは西尾タクト氏がオーナーの緊張をほぐし、リラックスしたところでエピソードが披露されると周囲のギャラリー(参加者の皆さん)が分かる分かるといわんばかりに頷く。そして内山氏がオーナーが装着しているOZ、MSW、Sparcoホイールの知られざる解説を行うと、オーナーや周囲のギャラリーが「へぇ〜。知らなかった!」といった具合にリアクションする。愛車それぞれにストーリーがあるように、チョイスしたホイールにもドラマがあることを再認識した。

「たまたまYouTubeのおすすめ動画に表示されて一目惚れしました」「ネットオークションで落札したなかでもっともコンディションの良いホイールを4本選んで装着してきました」「幼少期の頃に憧れたクルマがOZホイールを装着していて、大人になったら自分も…という夢を叶えました」…などなど。予想はしていたが、ホイールへのこだわりや想い入れが半端ではないのだ。

エントリーしているクルマも、国産車はもちろんのこと、ドイツ・イタリア・フランスなどのヨーロッパ勢も数多く来場していた。トヨタ GRヤリスやスズキ スイフトスポーツ、FIAT ABARTHが多かったように思う。ノーマルの状態でOZ製のホイールを装着する限定モデル、New Beetle RSIもエントリーしており、注目を集めていた。


なかにはトヨタ RAV4(先代モデル)や、三菱 パジェロミニ、マツダ ユーノスロードスター、CITROËN C6など、意表を突いた組み合わせで来場者も「この手があったか!」と、オーナーのセンスに賞賛を贈る光景があちこちで見られた。多くのユーザーにとってホイールは「イメージと異なる」からといって簡単に交換できるものではない。コーナーが吟味に吟味を重ねたうえでOZホイールがベストという結論に達したケースも少なからずあったようだ。


また、今回はOZホイールを装着したショップのデモカーが展示された。イタリア車とフランス車のメンテナンス・ファクトリー「REDPOINT/レッドポイント(https://www.redpoint.co.jp)」からは、FIAT600 Hybrid、FIAT PANDA Cross 4×4、CITROËN BERLINGOに「OZ Rally Racing」を装着したデモカーを展示。



FIAT × ABARTHの総合情報サイト「FesTrico/フェストリコ(https://festrico.net/)」からは、FIAT ABARTHに「OZ Rally Racing」を装着したデモカーを展示。

VW・Audiに特化したアクセサリーおよびパーツを展開する「maniacs/マニアックス(https://vwmaniacs.com)」からは、Vokswagen Golf Rに「OZ × maniacs Ultraleggera-HLT NERO」を装着したデモカーを展示。

ランチタイムをはさんで、午後からはプレゼント抽選会を開催。しかし、お昼過ぎから時折り強い雨が降るあいにくの天候となってしまったため、急遽プログラムを前倒しして開催することに。

遠方からわざわざ参加してくれたオーナーには「遠方賞」が、そして台風の被害に遭われ、愛車の修理が間にあわなかったオーナーには特別賞が贈られたり…と、ファンを大切にするOZブランドならではの粋な計らいに参加者の方たちも大喜び。

「OZ Racing」と、イタリア発のブランド「Bronzaji(ブロンザージ)」とのコラボレーションによるミニトートバッグをはじめ、New Era x OZ Racing コラボキャップやナンバーフレームなど、さまざまなOZグッズがプレゼントされました。さらに、FIAT×ABARTHの総合情報サイト「FesTrico」からグッズがプレゼントされるなど。まさに大盤振る舞い。参加者の皆さんも何らかのアイテムをゲットできたようだ。

「OZ Fan Meeting 2025」は、車種ではなく「OZホイールファンの仲間と知り合えるまたとない機会」でもある。たとえこの日が初対面であっても「OZホイールファン」という共通言語があるだけに、参加者の皆さん同士がすぐに打ち解けてホイール談義をしている光景をあちこちで見かけた。内山氏も「ぜひこの会場で新しい仲間を見つけてください」とアナウンスしていたが、このイベントがファン同士の新たな出会いにつながったに違いない。

残念ながら今回参加できなかった方、「皆さんの表情を見れば今回のイベントの雰囲気がつかんでもらえるはずだ。

もし「OZ Fan Meeting 2026」の開催が決定したら、次回はぜひエントリーを。「やっぱりOZ、MSW、Sparcoホイールを選んで良かった」と再認識できるイベントであること、間違いなしだ!

OZ Racingについて
F1をはじめ、WRC、WECなど、モータースポーツのさまざまなカテゴリーにホイールを提供し、数々の勝利を支えてきたOZ。そこで培ってきたテクノロジーとイタリアの芸術的なデザインが融合するOZのホイールは、ヨーロッパはもちろんのこと、世界で、そして日本でも数多くのファンから支持されている。
OZ公式サイト:https://www.ozracing.com/jp/
Text&Photo:Toru Matumura(Kizunanote)