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新型「HONDA PRELUDE」復活と新たな挑戦

2025年9月7日

ホンダ・プレリュード:25年の進化を駆け抜けた名車の系譜

初代(1978年~1982年):革新の幕開け
1978年、ホンダは「プレリュード」を発表し、スポーツクーペの新たなスタンダードを築いた。前輪駆動(FF)レイアウトを採用し、低重心でシャープな走行性能を実現。スタイリッシュなデザインと先進技術で、若者を中心に熱狂的な支持を受けた。

1978年にデビューした「プレリュード」(SN型)

2代目(1983年~1987年):成熟と進化
1983年、2代目プレリュードはスタイリングを一新し、より洗練されたデザインと快適性を追求。4WS(4輪操舵)システムを搭載し、操縦性と安定性を向上させた。走行性能と快適性を両立させたこのモデルは、成熟したスポーツカーとしての地位を確立した。

1982年にデビューした第2世代(AB/BA1型)

3代目(1987年~1991年):先進技術の導入
3代目プレリュードは、よりスポーティなデザインと先進技術を融合。4WSシステムの進化版を搭載し、走行性能をさらに向上させた。エアロダイナミクスを重視したスタイリングと、先進的な装備が話題となり、スポーツカーとしての魅力を一層高めた。

1987年に誕生した第3世代(BA4/5/7型)

4代目(1991年~1996年):デザインと性能の調和
4代目プレリュードは、より洗練されたデザインと高性能を追求。新たに搭載されたDOHC VTECエンジンは、力強い走行性能を実現。スタイリッシュなクーペボディと高性能エンジンが融合し、スポーツカーとしての魅力をさらに引き立てた。

1991年に誕生した第4世代(BA8/9/BB1/2/3/4型)

5代目(1996年~2001年):最終進化と惜しまれつつの終焉
5代目プレリュードは、最終進化を遂げたモデルとして登場。DOHC VTECエンジンと4WSシステムを搭載し、卓越した走行性能を発揮。スタイリッシュなデザインと高性能が融合し、スポーツカーとしての魅力を最大限に引き出した。しかし、2001年に生産終了となり、惜しまれつつその歴史に幕を閉じた。

1996年に誕生した第5世代(BB5/6/7/8型)

6代目(2025年〜) 復活と新たな挑戦
2025年、ホンダはプレリュードを約25年ぶりに復活させた。新型はe:HEVハイブリッドシステムを搭載し、環境性能とスポーティな走行を両立した。Honda S+ Shiftによる仮想8速変速がドライバーに心地よいリズムを与え、シビック タイプR由来のシャシーが俊敏なハンドリングを実現する。デザインコンセプトは「UNLIMITED GLIDE」。低重心かつ伸びやかなプロポーションが非日常の高揚感を演出する。

2025年に誕生した第6世代(BF1型)

HONDA PRELUDEの先行情報サイト:https://www.honda.co.jp/PRELUDE/

Text:アウトビルトジャパン
Photo:本田技研工業