F1のスターレーサー、バルテリ ボッタスが33台限定の「アルファロメオ33ストラダーレ」を3億円超で購入！

F1のスター選手が超希少なスポーツカーを購入。メルセデスF1チームのリザーブドライバー、バルテリ ボッタスがコレクションを拡大 – 175万ユーロ（3億円超）のスーパーカー「アルファロメオ33ストラダーレ」を購入していた模様。

バルテリ ボッタス（Valtteri Bottas）が動き出した。アルファロメオのF1ドライバーを経て、現在はメルセデスのリザーブドライバーを務めるボッタスが、モナコで新型「アルファロメオ33ストラダーレ（Alfa Romeo 33 Stradale）」のハンドルを握っている姿が目撃された。この超高級スポーツカーは、世界限定33台のみ生産されるモデルで、価格は約175万ユーロ（3億円超）だ。

2023年末までアルファロメオのワークスチームで走っていた34歳のボッタスは、「アルファロメオ33ストラダーレ」の開発にも携わっていた。そのため、ボッタスが早期にこのモデルを入手し、モナコの街をその威容を誇って走っているのも不思議ではない。

アルファロメオ33ストラダーレ – 世界で33台限定

新しい「33ストラダーレ」は、1967年に発売された同名のアルファロメオのアイコンモデルのデザインをベースにしている。新しいモデルも、低く構えたボディ、力強いライン、翼のようなドア、そして現代風にアレンジされたレトロなタッチが特徴の、壮観なデザインとなっている。

カーボンファイバーのボディの下には最先端の技術が搭載されている：3.0リッターV6ツインターボエンジン（620馬力）で、「マセラティMC20」のエンジンをベースに開発された。約3秒で0から100km/hに達し、最高速度は333km/h – アルファロメオはこの車を「道路のための彫刻」と称している。

このモデルは、独自の特別プロジェクトに特化した社内スタジオ「ボッテガ スタジオ」で開発された。

F1ドライバーでなくても楽しむことができる

ボッタスは2024年末に「33ストラダーレ」をテストした。当時、彼は次のように語っている。「この車はすぐに信頼感を与える。反応が直接的で正確で、直感的に理解できる。F1ドライバーでなくても楽しむことができる。そして、その音は典型的なアルファロメオのサウンド – 唯一無二だ」。

フィンランド人ドライバーは、約半年間待った後、ついに自分の車がガレージに納車された。その隣には、「メルセデスAMG One」、「フェラーリF8トリブート」、「AMG GTブラックシリーズ」などの高級車が並んでいる。

F1への復帰-ボッタスは依然として話題に

ボッタスはスタートグリッドから姿を消したが、フォーミュラ1との縁はまだまだ終わっていない。10回のグランプリ優勝経験を持つ彼は、キャデラックでのカムバックが決まったところだ。現在はメルセデスのリザーブドライバーとして活動しており、2017年から2021年まで、記録的な世界チャンピオンであるルイス ハミルトンとペアを組んでレギュラードライバーを務めていた。

Text: Alexander Warneke
Photo: Stellantis; Mercedes