1. ホーム
  2. ニュース
  3. 一見ショーカーのように見えるこの「ロールス・ロイス カリナン」は極限のカラーミックスを施したインテリアを備えた量産モデルだ 全情報!

一見ショーカーのように見えるこの「ロールス・ロイス カリナン」は極限のカラーミックスを施したインテリアを備えた量産モデルだ 全情報!

2025年9月10日

ロールス・ロイス カリナン(Rolls-Royce Cullinan):色彩の饗宴。このロールス・ロイス カリナンは色相環を飛び越える。ショーカーのように見えるが、実は極限のカラーミックスを施したインテリアを備えた量産モデルだ。

外装は「オレンジメタリック」で、すでに存在感を放っている。派手な塗装、2トーンのホイール、青いブレーキキャリパーの組み合わせは珍しく目立つものだが、ブラックバッジモデルとしては全く珍しいものではない。しかし、内装を見れば、この車がどれだけ注目を集めるように設計されているかが明白になる。

シートは鮮やかなターコイズブルーで、側面は明るいオレンジ色だ。ステッチ、パイピング、シートベルトのバックルなど、すべてが色調を統一しているが、独自のスタイルで表現されている。センターコンソール、ドアパネル、ダッシュボードも2トーンのコンセプトを採用し、黒のレザー部分だけがアクセントになっている。ステアリングホイールさえも、半分がオレンジ、半分が黒のレザーで覆われている。

派手さでは敵なし:工場出荷時のブルーとオレンジのカラーコンビネーション。

チューナーの手は一切加わっていない – すべてが純正のロールス・ロイス

後付けの改造実験の結果のように見えるこの車は、実はロールス・ロイスから直接供給されたものだ。メーカーはビスポーク(オーダーメイド)プログラムを通じてほぼ無限のカスタマイズオプションを提供しており、この車両はその限界まで活用している。チューナーによる改造ではなく、工場で組み立てられ、そのまま納車された。外装のオレンジメタリックと派手な内装の組み合わせは、正式に量産車の仕様として採用されている – ショーカーでもプロトタイプでもない。

バックパネルにディスプレイ、折りたたみ式テーブル、鮮やかなカラーリングを採用。

技術的には、「カリナン シリーズII」は既知のレベルを維持している。6.75リッターの排気量、V12ツインターボ、600馬力、四輪操舵システム、そして考えられる限りの快適装備が標準装備されている。価格は638,600米ドル(約9,580万円)で、ベースモデルより約200,000ドル(約3,000万円)高くなっている。そのほとんどがレザー、カラー、そして自己表現への勇気に費やされている。

結論:
「カリナン ブラックバッジ(Cullinan Black Badge)」は、技術的にも視覚的にも本物の傑作だ。カラー選択は好みが分かれるだろう。60万ドル(約9,000万円)を超える価格なら尚更だ。

Text: Marie Milius
Photo: Rolls-Royce Motor Cars Washington